桜の開花予報が出る時期になると気になるのがゴールデンウィーク。今年は有給を4日使えば26日から6日までの11連休、さすがにそれは難しい……という方でも2日有給を取れば、29日~6日までの8連休。長期の旅行を検討できるのではないだろうか。しかも、4月からは燃油サーチャージが大幅に値下げされるという嬉しいニュースも。不景気だと下ばかり向いていてもいいことは一つもない! 気分転換も兼ねて旅に出かけてみてはいかが? 今回は5日以上の日程で行ける旅先を紹介する。

癒しのリゾートで過ごす贅沢な時間--ビンタン(インドネシア)

インドネシアのリアウ群島にあるビンタン島。インドネシアとシンガポール両国政府によって開発が進められているリゾートで、シンガポールからフェリーで約1時間というアクセスの良さも人気の秘密だ。魅力は手付かずの自然と高級リゾートホテルの共存。ホテルやレストランなどの建物は自然を極力壊さないように配慮して建てられている。ビンタンでは、プライベートビーチ、プール、スパ、レストランなどすべてが満足のいくリゾートホテルを見つけて、ゆったりと贅沢な滞在を満喫しよう。時間があればマングローブの森林をボートに乗ってめぐるツアーに参加してみるのも楽しい。

熱帯・亜熱帯地域に生い茂るマングローブ

ビンタンのスパでもオープンエア(outdoor pavilion)は最も人気

ゴージャスなエンターテインメントを体験--ラスベガス(アメリカ)

現実離れした雰囲気の中、ハイテンションで楽しみたいという人に断然おすすめしたいのがラスベガス。カジノで知られ、"ギャンブル・シティ"とのイメージを抱く人もいるかもしれないが、現在のラスベガスは一大エンターテインメント・シティといったほうがふさわしい。世界のグルメが堪能できるレストラン、シルク・ドゥ・ソレイユ、ホテル・ミラージュの噴水ショーといったきらびやかなショーに加え、ダイナミックなコースターライド、大規模なショッピングモールやアウトレットなど、朝から晩まで楽しめる要素が満載だ。きらめくネオンに彩られた非日常の世界をぜひ体験してみよう。

アメリカ西部で最も高いタワーといわれているストラトスフィアタワーからの夜景
(C)フォトアーティスト飯富崇生

ベラージオの噴水ショーは一見の価値あり!
(C)フォトアーティスト飯富崇生

また、時間があればラスベガスから日帰りツアーも出ているグランドキャニオン訪問ツアーに参加してもいい。グランドキャニオン・ウエストにある床がガラス張りの橋:スカイウォークは高さ約1300mの橋で、眼下に眺める景観は圧巻そのものだ(スカイウォークのおすすめツアーはこちら)。

街歩きと世界遺産を楽しむ--パリ&近郊(フランス)

6日間ほどの休暇がとれるのならヨーロッパまで向かうのもいい。たとえば、パリ。どの季節も趣があるが、春の美しさは格別だ。柔らかな風を受けてセーヌ川のほとりを散歩した後は、クルージングを満喫。カフェのオープンテラス席で一刻一刻と色を変えていく夕暮れの景色をのんびり眺めるのも、暖かな春ならでは。さらに、昨年秋以来のユーロ安が続く現在は、お得にショッピングできるのも魅力のひとつ。少々足をのばして、ヴェルサイユ宮殿やモン・サン=ミシェル修道院、ロワール渓谷などの世界遺産を見学すればさらにスケールの大きな旅となる。パリからは離れるが、5月にはプロヴァンス地方での牧童祭、ロワール地方のジャンヌ・ダルク祭が毎年開催されている。フランスの歴史や文化を味わいたい人はこの時期を逃す手はない。

エッフェル塔(左)にルーブル美術館(右)。遺産と人が共存しあう都市・パリで優雅なひと時を過ごそう

アグリツーリズモで自然に親しむ--イタリア

ここ数年、イタリア旅行のキーワードとなっているのが「アグリツーリズモ」。農家が営む宿泊施設で自然に親しみながら滞在を楽しむ旅のことだ。農作物の収穫や加工、料理作りなどの体験ができるところもあり、観光やショッピングだけの旅行にはもう飽きたという人たちの人気を集めている。イタリアには全土にアグリツーリズモができる施設が点在しているが、比較的短期間でというのならローマやフィレンツェなどの大都市近郊にある施設がおすすめ。自家製の野菜やパスタなどでもてなされる素朴な滞在に、身も心も癒されるはず。スローフード発祥地やチーズの工場見学ツアーに参加すれば、イタリアの自然と食を十分に堪能できるだろう。

フィレンツェ最古の橋「ヴェッキオ橋」

本場のカルツォーネはぜひとも味わいたい!