新しい年が明けて早2カ月。相変わらずの多忙な日々にお疲れ気味という人も少なくないはず。そんな時はいつもとは違う環境に身を置き、身も心も大いにリラックスするに限る。たとえば、旅。週末に有給をプラスしたり、3連休を利用すれば、楽しみも大きく広がる。今回は、3~4日程度の休暇が手に入った時にぜひ訪れたい旅先を紹介する。

日ごろのストレスをほっこりほぐす! 名湯で癒される九州湯めぐり

疲れた身体を癒したいのならやはり温泉が一番。日本では至る所で温泉が楽しめるが、このところ注目を集めているのが九州の温泉だ。源泉数、湧出量ともに日本一を誇る別府(大分県)は言うに及ばす、田園的な風景の中に老舗旅館やギャラリーが点在する由布院(大分県)、山あいの温泉郷に個性豊かな温泉宿が集まる黒川(熊本県)、指宿(鹿児島)など、バラエティ豊かに揃う。旅行会社が発行するクーポンを利用して、さまざまなお湯を体験するのも楽しみのひとつ。自然の風景を借景にした露天風呂や汗がじんわりと吹き出る砂湯、桧の肌触りがやさしいひなびた湯など、好みの温泉でゆったり温まろう。

バラエティに富む九州の温泉につかって身も心も癒されよう(写真はイメージ)

仕事を忘れてバカンス気分が味わえる沖縄離島

誰にも邪魔されずのんびりとしたひと時を過ごしたいのなら沖縄がおすすめだ。なかでも、豊かな自然に溢れ、ゆるやかな"島時間"が流れる石垣島や宮古島などの離島は、大人が静かにバカンスを楽しむにぴったりの場所といえる。3月の沖縄は最高平均気温も20度を超え、春というよりは初夏の佇まい。石垣島の底地ビーチを皮切りに(3月20日)、続々と海開きも始まる。リゾートの快適な部屋で美しい南国の風景を愛でるもよし、ダイビングやシュノーケリングなどマリンスポーツに興じるもよし。ゆったりと島のスローライフを満喫したい。

過ごし方は色々! 人気の高い離島リゾートの石垣島

新旧の文化に触れ、感性に磨きをかける上海

羽田空港からの便が就航し、ますます行きやすくなった上海。朝に羽田を出発すれば、昼前には上海に到着するという近さには驚くばかり。上海の魅力は刺激に満ちているところ。普段の生活では味わえないものに触れ、活力を得たいという人には、まさにうってつけの場所といえるだろう。租界時代の建物を利用したギャラリーが集まる威海路696アートエリアや上海のSOHOとも呼ばれる泰康路田子坊など上海の今を感じるエリアと、租界時代の欧風建築が立ち並ぶ外灘や下町の雰囲気たっぷりの豫園(よえん)など往時の上海を感じるエリアの両方を、五感をフルに働かせて回ってみたい。(エリア・観光情報などはこちらでチェック!)

明時代に作られた庭園「豫園」は上海の代表的な観光地

租界時代を髣髴させる「外灘」は古くて新しい上海の魅力を楽しめる

ショッピング好きにはおすすめ!ウォン安の韓国ソウル

このところの急激なウォン安・円高で、俄然注目を集めているのが韓国。2008年10月頃には100円に対し800ウォン程度であったのが、2009年2月現在ではほぼ2倍近い1500ウォンになっている。そのおかげで、ショッピングはもちろん、普段は二の足を踏んでしまうような高級レストランで食事を楽しんだり、豪華リゾートホテルでのスパメニューを体験するなど、ゴージャスな旅を満喫できるのがうれしい。また、羽田発ソウル行きは午後便と午前便があり、午後便を利用すれば午前中は仕事、午後から半休をとってソウルへというコンパクトな楽しみ方もできるのも魅力だ。

ソウル市内の宮殿で最も規模の大きい「景福宮」

ソウルで食べたいものといえば焼肉! 本場で味わう骨付きカルビはやっぱり違う?

週末プラスαでこれだけの選択肢があるのは意外な発見だったという人も多いのでは? 家でゴロゴロしているよりは、スパッと休暇を取って身も心も解放する旅にでるのが、できる大人のスタイルといえそうだ。

自由度の高い国内旅行が楽しめる「旅作

旅慣れた人やリピーターにとっては、観光や食事、宿泊などがすべてパッケージングされたツアーは意外に使いにくいもの。ANAの「旅作」はフライトとホテル・旅館を自由に組み合わせられるので、旅慣れた人にも使いやすいはずだ。レンタカーや観光タクシーなどの手配も一緒にできて手間いらず。クレジットカード利用なら決済までwebで完結できるのも忙しい身にはうれしい。 詳しくはこちら