FXタレントの池田ゆいさんとFXオンラインジャパンのストラテジスト、森宗一郎氏(写真右から)

恋愛研究家でFXタレントの池田ゆいさん。ご自身が経営している「花カフェ」でFXセミナーを開催するほどのFXトレーダーですが、実はCFDの経験はゼロ。そこでFXオンラインジャパンのストラテジスト、森宗一郎氏が、池田さんをCFDファンにしてしまおうということで、対談がスタート。恋とFXとCFDがテーマの「教えてCFD対談」、話の行き着く先はどこになるのか……。今回はCFDを始めるにあたっての心構えなどについて聞きました。

森 : 池田さんって、FXをやっていらっしゃいますよね。ライフスタイルとFXについて伺いたいのですが、1日のうちでFXのトレードが占める時間の割合って、どのくらいですか?

池田 : 特に決めていませんね。私、基本的に気分で生活しているのですよ。今、この時点で気分的に乗っていることを最優先して着手していくという感じでしょうか。ですから、FXのトレーディング時間も日によってまちまちです。もう全然、何もしない日もありますし、逆に米国で雇用統計が発表される時間、日本時間で午後9時くらいからトレードを始めて、気が付いたら朝になっていたなんてこともあります。

森 : でも、トレードをしていない日は、お仕事もされているのでしょ。

池田 : カフェを経営しているのですが、基本的にお店に立つのは他のスタッフとのシフトですから、1日中そのお仕事をしているわけではありませんし、性格的にも9時‐5時の生活は無理でしょうね、もう(笑)。

森 : この曜日、この日には必ずトレードをするというような決まりもないのですか?

池田 : ええ。本当に何も決めていないのです。自分の気分が乗った時に、一気にトレードをするというスタイルですね。

森 : ある意味、うらやましいライフスタイルだと思いますよ。

池田 : でしょ(笑)。だから、「今夜は米国で雇用統計が発表されるし、恐らくマーケットは大きく荒れるだろうから、今夜はずっと起きてトレードをするんだ」などと思っていたとしても、眠くなったらさっさと寝てしまいますし、起きようという努力もしません。

森 : 恋愛研究家としてはお肌も大事(笑)。

池田 : まあ、それもあるのですが、一番大事なことは、ほど良い距離感なのだと思います。ほら、恋人同士もそうじゃないですか。あまりにも頑張り過ぎたり、しょっちゅうくっついて生活したりしていたら、必ず途中で嫌いになります。ですから、ほど良い距離感を常に意識して、年がら年中トレードを繰り返すようなことはしないようにしています。何しろFXは、今まで付き合ってきた彼氏のなかでも、一番、自分にとってしっくり来るものですから、出来れば長く付き合っていきたい。だから、無理はしないようにする。ここが、トレードを長続きさせていくためのポイントです。

森 : なるほど。

池田 : あと、外出する際には必ず手仕舞うということも、忘れてはなりません。

森 : 好きなときにトレーディングが出来るという点は、CFDも同じですよ。前回もちょっと触れましたが、何しろ銘柄数で言えば7、000銘柄以上のものが取引されていますから、24時間で見た場合、そのうちのいずれかは、必ず取引できます。逆に目移りしてしまう恐れはありますが……。

池田 : まあ、でも出会いは多いほど良いと思います。FXでもCFDでも、トレードをやっているからといって引きこもらないこと。どんどん外に出て出会いを探すこと。そして外出する際には手仕舞っていくことを忘れずに。

森 : 値動きを見ていない時にマーケットが大きく動いてしまうというのは、本当に怖いですからね。ところで池田さんは、トレーディングの最中ってかなり集中しますか?

池田 : そうですね。でも、FXというか、為替の世界に居る方って、結構、気分にムラのある人が多くありませんか? 相場という変化の激しいものに付き合っているから、気分にもかなり波が大きな人が多いような気がします。私も同じで、集中しだすと、ひたすらトレーディングに集中しているタイプですね。

森 : 確かに集中力という点で言えば、ディーラーの方はとてもすごいものを持っていらっしゃる方が多いようですね。

池田 : トレードをしている最中はとても格好良いのに、お酒を呑むとだめんずというケースがとても多い(笑)。

森 : 肉食系が多いですね(笑)。

池田 : ディーラーが肉食系で、アナリストは草食系というのが、私の中でのイメージなのですが。ディーラーというのは、プレッシャーを跳ね除けて、ひたすら勝ちを目指すという意味で、まさに肉食系だと思うのですが、アナリストというと、研究肌の方が多く、だから草食系というイメージになるのでしょうね。

森 : 先ほど、CFDはとても種類が多いと言いましたが、これだけバラエティが多いと、「何となくトレードしてみました」というのでは、なかなか儲けることが難しくなります。やはり、トレードする時は真剣勝負ですから、自分が集中してトレーディングできるタイミングを狙って、その時間帯だけは何が何でも集中するという気構えが必要ですね。

池田 : 「とりあえずトレード」は止めるということですね。恋愛も一緒ですね。だって、とりあえず付き合うとダメですもん。やっぱり本気で相手を好きにならないと、恋愛は成就しません(笑)。

森 : 結局、恋愛の話に戻ってしまいましたが……(笑)。次回は具体的な銘柄などについて、考えてまいりましょう。