ダイキン工業は、「エアコンから温風が出てこない」といった大雪時によくあるエアコントラブルを回避するために、意識すべきポイントを紹介した。

  • 室外機周りがゴミ袋や掃除道具などで塞がれている場合、予め片付けておくことを勧めている

2018年1月に大雪が降った際、「エアコンが効かなくて困っている」「エアコンから暖かい風が出てこない」「室外機から湯気が出ている」「室外機から異音がする」など、ダイキン工業のコンタクトセンターに、例年の約2倍となる問い合わせが殺到したという。

こうしたトラブルは、室外機の周りに雪が積もり、吸い込み口や吹き出し口が塞がれることで発生する場合がある。

そのため、トラブルを防ぐポイントとして重要なのは、室外機の周りのスペース確保だ。室外機吹き出し口・吸い込み口の前は、30cmはスペースを空けるよう推奨。大雪以前にできる対策は、天気予報で大雪が想定されるときなどに、あらかじめエアコンの室外機周りに物を置いていないかチェックすることがあげられる。

  • 30cmの空間を確保

雪が積もって室外機の吸い込み口、吹き出し口を塞いでしまっている場合は、空気の通り道を確保するために、エアコン専用ブレーカーを切った状態で周りの雪を除去する必要がある。雪を取り除いたら、ブレーカーをオンにして再度運転開始すると通常通り運転するという。