エレクトロラックス・ジャパンは11月7日、花粉除去向けの運転モードを搭載する加湿空気清浄機「UltimateHome 500」を発表した。発売日は11月25日。価格はオープン。カラーはアーバングレーとウォルナットベージュの2色。

  • UltimateHome 500

UltimateHome 500は、加湿機能を備えた空気清浄機。スウェーデンの家電メーカーであるエレクトロラックスが、新しく日本向けに開発した花粉モードを搭載する。

花粉モードは、PM2.5までの微細な粒子を感知するPMセンサーラインを、花粉やほこりのサイズであるPM10にあわせて運転して花粉を取り除くモード。空気の質を知らせるエアクオリティライトも、センサーラインに応じて青、緑、オレンジ、赤の4段階で点灯し、室内の花粉を除去できているかリアルタイムで知らせる。

  • アーバングレー(EP52-35GYA)

  • ウォルナットベージュ(EP52-35WBA)

空気清浄機能は5ステップで実施。メッシュフィルタでホコリや髪の毛などを取り除き、抗菌層で集塵した菌の繁殖を99.99%抑制。ケア・アルティメイト・プロテクトフィルタ(HEPAフィルタ)では、0.3μmサイズの粒子やPM2.5といった微粒子を取り除き、活性炭フィルタによりにおいやVOCなどの有害ガスを吸収する。またイオンを発生させることで空気中の粒子を大きな塊にして集じんしやすくした。適応床面積は約24畳、8畳分を清浄する目安は約12分。

  • 5ステップで空気をキレイにする「5ステップフィルトレーション」

加湿方式は気化式で、40%・50%・60%から湿度を選んで設定可能。抗菌・防カビ対策を施した加湿フィルターと、細菌を99.99%抑制するアンチバクテリアカートリッジにより、雑菌が繁殖しやすいという気化式のデメリットも克服した。水タンク容量は2.7L、加湿可能面積の目安は、木造和室が約8.5畳、プレハブ洋室が約14畳。

本体サイズはW285×D282×H688mm、重さは9.6kg。運転音は最小が25dB、最大が55dB。電源は家庭用コンセントを使用する。

  • ペットボトルなどから直接タンクに供給したり、タンクを取り外して水を入れたりが可能