明治安田生命保険は、10月19日のイクメンの日にあわせ、「子育てに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は、8月1日~8月4日、0歳から6歳までの子どもがいる既婚男女1,100人にインターネットで行った。

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子育て世帯の男女に「自身がイクメンかどうか」、「夫がイクメンかどうか」を聞いたところ、夫をイクメンだと回答した妻は63.5%で、昨年から1.0pt増加し、過去5年間で最も高い結果になった。一方、自身をイクメンだと思うと回答した夫は、49.1%で、昨年(53.6%)から4.5pt減少し、過去5年間で最も低い結果に。

しかし、「自身がイクメンと思わない」と回答した夫のうち約4割(41.1%)が「妻に言われなくても子育てをしている」と回答。自己評価で「イクメンでない」とした夫のなかにも、主体的に子育てをしている人が一定数存在していることから、自身を「イクメン」と言いにくい状況があるのかもしれない。

続いて、子育てにおいて、「夫がしていること」と、「妻がしてほしいこと」について聞いてみると、両者にミスマッチがあることが明らかに。

特にミスマッチなのが、「子どもの夜泣き対応」(妻:42.2% 夫:21.3%)や「家族の料理を作る」(妻:56.9% 夫:39.1%)で、妻は夫にもっと協力してほしいのに、夫は対応できていないことが浮き彫りになった。

さらに、子育てについて誰に相談するか聞いたところ、夫も妻も「配偶者」と回答した人が1番多い結果に。

しかし、夫は7割以上の人(75.8%)が「配偶者(妻)」に相談するのに対し、妻は「配偶者(夫)」に相談する人が半数以下(45.3%)と、大きなギャップが。

また、相談相手を「配偶者(夫)」と回答した妻のうち、76.7%が「夫をイクメンだと思っている」のに対し、「夫をイクメンと思わない」と回答した人は23.3%と、両者には3倍以上の差があり、妻は「夫をイクメンだと思う」ほど、相談相手に夫を選ぶ傾向が伺える。

イクメンと思う有名人 総合ランキングでは、昨年2位の「つるの剛士」さんが1位に返り咲き。スポーツレジェンド部門では、昨年ランク外の「大久保嘉人」さんが1位となり、2022年度のイクメンオブザイヤー「スポーツレジェンド部門」を受賞した。