パナソニックは10月5日、ロボット掃除機「RULO(ルーロ)」のソフトウェア「RULO AI」のアップデートを10月下旬から開始すると発表した。対象機種は、MC-RSF1000MC-RSF700MC-RSF600の3モデル。

今回のアップデートによって、在宅時に人のジャマにならないように動作する「在宅掃除モード」を実装。加えて、IoT対応家電の動作状況やくらしに役立つ情報を音声で知らせる「音声プッシュ通知」を搭載する。

  • パナソニックのロボット掃除機「ルーロ(MC-RSF1000)」

  • 在宅ワークや家事のジャマにならない運転ができるようになった

パナソニックの調査によると、在宅時間が増加する中で、ユーザーの約半数は在宅時にロボット掃除機を動かしており、そのうち約84%は在宅ワーク中のロボット掃除機の動作に不安や不満を感じているという。在宅掃除モードは、こうした在宅ワークユーザーの問題に対応するものだ。

  • ロボット掃除機を在宅時に利用するユーザーが増えている

在宅掃除モード中は、掃除エリア内で人の有無をレーザーで確認し、人を検知すると足元から半径50cm以内に近寄らずに掃除。掃除が終了する前に、掃除中に人がいた場所と、人がいて通れずに掃除できなかった場所に戻り、人がいなくなっていればそこを掃除する。

  • 人がいるときは、人に近寄らないように運転

  • 在宅掃除モードはスマートフォンから設定

  • 本体のバンパースイッチでも在宅掃除モードを設定可能

  • 先に人がいない場所を掃除し、人がいなくなってから未掃除の場所を掃除

  • 回避中に人が動いて場所が空いた場合、戻ってきて掃除する

これまでもルーロには、静音運転する「音ひかえめ」、入らないでほしい場所を指定する「エリア設定」、違う部屋からルーロの様子を確認する「リアルタイムマップ」といった人のジャマにならないように運転する機能があった。加えて在宅掃除モードを実装したことで、在宅ワーカーがより快適に使用できるとしている。

もうひとつの音声プッシュ通知は、パナソニックのクラウドを利用して各IoT対応家電を相互連携させ、洗濯の終了や室温の上昇などを、ルーロがタイムリーに告知する機能。ゴミの日や薬の時間といったスケジュールを登録しておけば、忘れがちなことも音声で知らせてくれる。2022年春からは他社サービスとも連携して、天気予報や宅配便の配送予定などのくらしに役立つ情報も通知できるようになる予定だ。

  • ほかのIoT家電から得た情報をルーロが音声で通知するだけでなく、ほかのIoT家電がルーロの情報を通知することもある

パナソニックはアップデートに合わせ、10月5日から12月20日まで2つのキャンペーンを実施する。ひとつは「次世代ロボット掃除機を体験してみよう!お得にレンタルキャンペーン」、もうひとつは「次世代ロボット掃除機を買ってスマホと繋ごう!もれなくプレゼントキャンペーン」だ。

次世代ロボット掃除機を体験してみよう!お得にレンタルキャンペーンは、期間内に応募した計1,000名のユーザーに、対象商品を2週間500円、もしくは1,000円で貸し出す。詳しくはキャンペーンページを参照のこと。

次世代ロボット掃除機を買ってスマホと繋ごう!もれなくプレゼントキャンペーンは、期間内に対象商品を購入し、RULOナビアプリに接続して応募アンケートに回答した全員に、別売品のサイドブラシ2セットをプレゼントする。こちらも詳しくはキャンペーンページを参照のこと。