ニコンは、フルサイズZマウント用の明るくてコンパクトな単焦点レンズ「NIKKOR Z 40mm f/2」を10月1日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、希望小売価格は35,530円前後。販売店では9月16日10時から予約販売を受け付ける。

  • ニコン「NIKKOR Z 40mm f/2」

今年6月に開発発表されていた交換レンズ製品で、今回発売日と価格が決定したかたち。手の届きやすい価格ながら開放絞りはF2と明るく、40mmという標準的な焦点距離でポートレートやスナップ、生物など幅広い撮影シーンに対応できるという。また、APS-Cセンサーを搭載するDXフォーマットのボディでは約60mmのレンズとしても利用できる。

  • Z 50と組み合わせたイメージ

フォーカス機構にはステッピングモーターを搭載し、高速で正確、かつ静粛なAF制御を実現。動画撮影に配慮してフォーカスブリージングを低減した他、防塵防滴に配慮した設計で安心して持ち運べるとしている。その他の主な仕様は以下の通り。

  • マウント:ニコンZ(フルサイズ対応)
  • 焦点距離:40mm
  • レンズ構成:4群6枚(非球面×2)
  • 最短撮影距離:0.29m
  • 最大撮影倍率:0.17倍
  • 絞り羽根:9枚(円形絞り)
  • 最小絞り:F16
  • 本体サイズ(最大径×全長):70×45.5mm
  • 重さ:約170g
  • 付属品:レンズキャップ「LC-52B」、裏ぶた「LF-N1」