ボーナスは給与とは別にまとまったお金が入るため、家計の潤滑油とも言える存在です。そんなボーナスは、企業の業績などによって左右されることがあり、必ずしも固定でもらえるものではありません。業績が良ければその分ボーナスは増え、悪ければ減ることもあります。もちろん、ボーナスの増減する理由はそれだけではありませんが、ボーナスをあてにし過ぎると、減ったときのダメージも大きいものです。

  • ボーナスが減った……次の一手は?

    ボーナスが減った……次の一手は?

1. 払うべきものは最優先でキープする

ボーナスが減ったときにまずやるべきことは、優先順位を考えることです。どれくらいの減額になるかによっても変わるかとは思いますが、住宅ローンなどでボーナス払いになっている分は、当然ですが取り分けておきましょう。まず優先すべきは、払うべきものはしっかりと払うことです。

2. 家計を見直す

ボーナスを日々の赤字の補填に使っている家計の場合は、ボーナスが減額されたことにより、生活費が足りなくなる恐れがあります。

毎月の収入の中で日々の生活費をやりくりすることが基本ですので、ボーナスで赤字の補填をしている場合は、早急に毎月の家計を見直して、月の収入でやりくりできるようにすることが大切です。そのためにも、出費の優先順位を考えて、順位が低いものは解約などをして出費を抑えるようにしましょう。

3. 貯蓄を守る

ボーナスが減った分を貯蓄で補填をしてやり過ごせたとしても、また次のボーナスで支給額が減った場合、その分も貯蓄で補填してしまうと、どんどん貯蓄は目減りしてしまい、家計不安の一因になります。ボーナスが減っても、まずは2の家計を見直すなど、できるだけ切り崩さない方法を考えるようにしましょう。

夏のボーナスの減額分で支払うべきお金が支払えないのであれば、貯蓄から捻出する方法もありますが、冬のボーナスも期待ができないのであれば、早めに対策を取るべきです。貯蓄を守ることは家計を守ることにもつながります。

4. 高額の出費を保留もしくは見送る

家電製品の購入、旅行費用、バッグや時計などの購入費用など、ボーナスで購入を考えていたら、一旦保留にしてみましょう。もう家電製品が壊れてしまいそう……といった急遽買い替えが必要なタイミングであるならまだしも、まだ壊れておらず、通常の使用には支障がないものに関しては、購入を延期するのも手です。

同様に他のものも、それがなければ生活ができないのであればまだしも、無くても問題がなければ一旦保留にするのも一案です。しばらく時間が経って、やっぱり欲しい、必要であると判断してから、購入しても遅くはないでしょう。

気を付けるべきは、ボーナスが入る前提でのボーナス払いです。クレジットカードのボーナス払いとは、夏または冬のボーナス時に、1回もしくは2回で支払う方法です。条件などは利用するクレジットカードにもよりますが、2月~6月末ごろまでの利用で、6月、7月、8月払いにでき、8月~11月末ごろまでの利用で12月、1月払いができるというものです。ボーナス一括払いであれば、手数料がかかりませんが、2回払いになると、手数料がかかります。

高額商品をボーナス払いにし、その後大幅にボーナス減額された場合、他の貯蓄から払う、分割払いやリボ払いに変更するかでしょう。また、ボーナス払いを利用すると、利用可能枠が圧迫されることがあります。例えば、利用可能枠(額)が50万円の場合、ボーナス払いで30万円利用した場合は、ボーナス払いが終わるまでは、利用可能枠が20万円になりますので、気を付けたいところです。

5. 減額分を稼ぐ

ボーナスが減った際に、家計の見直しはもちろんですが、減額分の収入を稼ぐ方法もあります。ひと月にボーナスの減額分を稼ぐ必要はなく、例えば夏のボーナスの減額分が20万円であれば、6カ月で20万円の収入を得ればいいのです。

ひと月あたり約3万3000円です。単純計算で、時給1,000円で、1日3時間、11日間の勤務です。必ずしもこの条件で働けるとは限りませんが、ピーク時のスーパーや飲食店などでの募集があるかもしれません。おすすめなのが早朝の時間帯です。清掃や品出し、検品といった早朝業務の募集は探してみると意外とあります。

例えば、朝の家事を夫に任せ、妻は早朝のパートに出るといった連携もできるかも知れません。他にもその世帯ごとの状況に応じて、家族でできる連携方法はあるはずですので、家族で話し合いをして、減額分の収入を得る方法を探してみてはいかがしましょうか。

今まで支給されていたボーナスが減ることは、家計にとってダメージは大きいものですが、最小限に抑えるために何ができるのかをしっかりと、考えて対策を取ることが大切です。