お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志とタレントの中居正広がMCを務めた、フジテレビ系バラエティ特番『まつもtoなかい~マッチングな夜~』(11月21日放送)が、ギャラクシー賞のテレビ部門11月度月間賞を受賞した。

  • 松本人志(左)と中居正広

松本と中居が企画立案から番組タイトルまで、細部にわたり番組の構成を考えたというこの番組は、松本と中居が“会わせてみたい2人”をマッチングし、対談する2人の様子を仲人として見守るもの。今回は、親子初共演となる森進一とMY FIRST STORYのHiro、“ロックの神様”甲本ヒロトと俳優の菅田将暉、女優同士となる天海祐希と小池栄子、そしてローラとフワちゃん、という4組が対面を果たした。

中居は収録後、森とHiroのマッチングに「気持ちよかったですね~!」と手応えを語っていたが、松本はその後のローラ×フワちゃんの“泥仕合”を見て、「一瞬ね、ギャラクシー賞獲りかけたんですけど、スッと逃げたね」と漏らしていた。しかし無事、今回受賞となった。

同賞では「見どころを押しつけるテロップやワイプ、CMまたぎのあおり映像などの昨今の手法から離れたテレビの原点が逆に新しく、広々と自由な画面に甲本ヒロト×菅田将暉ら4組の対談が躍動した。送り手の覚悟が脱予定調和を引き寄せ、読後感の異なる4通りの見応えと感動があった」と講評している。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。11月度はほかにも、『関ジャム 完全燃SHOW「一流プロデューサーが証言!! 間近でみた筒美京平のスゴさ』(11月15日放送、テレビ朝日)、『“イマジン”は生きている ジョンとヨーコからのメッセージ』(11月21日放送、NHK)、『テレメンタリー2020「介護崩壊~救えなかったクラスター~」』(11月8日放送、北海道テレビ)が受賞している。

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