テレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』のオリジナルコンテンツ「前説芸人」がこのほどアメトーークCLUBで配信された。

  • 「前説芸人」より=テレビ朝日提供

■レギュラーやバイク川崎バイクら前説芸人登場

バラエティ番組や情報番組の収録、劇場の公演が始まる前、観覧に訪れた観客に向けてトークやネタを披露して盛り上げ、場の雰囲気を暖めて本番につなげる「前説芸人」。ゲストに『アメトーーク!』20年ぶりコンビ出演のレギュラー、さらに、意外にも初登場のバイク川崎バイク、そしてスカチャン、サンタモニカ、そいそ〜す、Now on saleを迎える。場を盛り上げることに命をかける現役バリバリの前説芸人たちが、人気番組の知られざる舞台裏の、そのまた裏側をとことん語りつくす。

レギュラーが現在前説を担当しているのは『M-1グランプリ』『THE W』『おもしろ荘』といった超メジャーな番組&コーナー。中でも『M-1』は本番前に3組の芸人が前説をするという、他では見られない異例のシステム。また『M-1』は“前説”と呼ばず、別の呼び名があるという。これまで知らなかった裏側エピソードの数々に興味津々の蛍原徹。さらに今回特別にレギュラーが『M-1』前説をスタジオで披露する。バイク川崎バイクも『M-1』を9年、『キングオブコント』を8年、『THE W』を4年とそれぞれ務めている、超ベテランの前説芸人。その軽快かつ熟練の完成された前説トークを目の前で見て、蛍原も感心しながらうれしそうな表情を浮かべる。

スカチャンはバラエティ番組だけでなく、堅めの情報番組でも前説を担当。番組によってはお客さんの笑いだけでなく「へ〜」「は〜」といった感心する声が思わず出るような前説を求められる現場もあるとか。そんなアウェイ感の中から生まれた、彼らの鉄板前説とは。人気ゴールデン番組やお昼の生放送帯番組の前説などを担当しているサンタモニカ。生放送なので与えられた時間が急に短くなったり、逆に機材トラブルなどで長く引き延ばさなければならない時も。そんなアクシデントにも慌てず、自己紹介を交えながらしっかりと笑いを取っていくそのスタイルはまさに前説界期待の星!? ほかにもパワー系前説を得意とする凸凹コンビのそいそ〜す、『アメトーーク!』でも前説を担当しているトリオ・Now on saleが、普段は観覧に訪れた人しか見ることのできない前説を披露する。

■前説芸人ならではの悩みを解説

そんな前説芸人たちによる「前説あるある」。「笑わせ過ぎてる疲れさせない」「とにかく間を埋めていく」「自分たちが次につなげようと思わない」など、一般社会にも通じるかもしれない前説の心得を詳しく解説。その逆に、前説芸人ならではの悩みや注意点も。ほかにも前説芸人がお客さんに対して一度は絶対に言ったことがあるセリフをバイク川崎バイクが発表。最後は前説芸人たちによる豪華なリレー前説を受けて、MC・蛍原が華麗に登場するが、果たしてどんな表情で出てくるのか。

【編集部MEMO】
「アメトーークCLUB」は2021年6月に開設されたテレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』の公式ファンクラブサービスで、月額770円。過去の名作が配信されているほか、オリジナルコンテンツの中には「メイド喫茶大好き芸人」、「コンプラがゆる~い立ちトーーク」、「下ネタ大好き芸人」、「尿管結石芸人」などディープな企画も多数。