JR東日本東京支社は17日、関係自治体の協力の下、2021年度に常磐線(各駅停車)では初というホームドアを7駅に導入すると発表した。

  • 中央・総武線(各駅停車)亀戸駅に設置されたスマートホームドア

JR東日本では、利用者と列車の接触や線路への転落を防止する対策として、新たな技術を積極的に活用し、ホームドアの整備を推進している。

常磐線(各駅停車)では、2021年度に7駅でホームドアを導入予定。馬橋駅は2021年7月頃、北小金駅と北松戸駅は2021年10月頃、南柏駅と柏駅、北柏駅は2021年12月頃、新松戸駅は2022年2月頃の使用開始を予定している。

  • 中央・総武線(各駅停車)千駄ケ谷駅に設置された従来型のホームドア

各駅とも1・2番線に導入を予定しており、馬橋駅、北小金駅、北松戸駅、南柏駅、北柏駅にはスマートホームドア、柏駅、新松戸駅には従来型のホームドアを設置。2022年度以降、常磐線(各駅停車)の取手駅、天王台駅、我孫子駅、松戸駅、金町駅、亀有駅でもホームドアの整備が予定されている。

スマートホームドアは、従来型のホームドアと比べて扉部をフレームで構成したシンプルな構造で、内部機構を簡素化することにより、軽量化を実現。耐荷重と検知機能については、従来型ホームドアとスマートホームドアに変わりはないとのこと。