アイドルグループ・V6の井ノ原快彦主演の映画『461個のおべんとう』(11月6日公開)の場面写真が15日、公開された。

  • 左から道枝駿佑、森七菜

    左から道枝駿佑、森七菜

同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。

今回公開されたのは、虹輝が久々に父・一樹のバンド「Ten 4 The Suns」のライブを、同級生の仁科ヒロミ(森七菜)と一緒に観に来たシーンの場面写真。森も舞台挨拶で明かしていたが、映画のためだけに作られたバンドと思えないほど、井ノ原とKREVA、やついのチームワークの良さを感じる圧巻のライブパフォーマンスとなっている。そんな高揚感あるライブ中、バンドメンバー古市栄太(KREVA)のラップに乗せられ、虹輝がヒロミの手をゆっくり握るという胸キュンシーンに。自分で「かなり奥手」言っていた道枝だが、現場スタッフが手の握り方を「慣れてるね」といじり、道枝が「慣れてないわ!」と関西弁でつっこんでいたという。

内気な性格の虹輝は、1年遅れて入学した高校で年下の同級生たちに馴染めなかったが、一樹が毎日作るお弁当を通じて、ヒロミ(森七菜)と田辺章雄(若林時英)の2人と仲良くなっていく。撮影以外でも、道枝と森、若林は劇中のように交流を深めていたようで、支度場所がカラオケ店だった際、2人で待ち時間にカラオケをしていたことを明かしている。最初は、森と若林がカラオケしているのを、部屋の前で見ていた道枝。それに気づいた井ノ原が道枝に「入っちゃいなよ」と促し、劇中の学生3人組のような、仲睦まじいカラオケタイムとなった。この時間で関係性がより深まった3人は、お弁当を一緒に食べるシーンの撮影では毎回違うセリフ群に監督が編集に困るぐらい自由なアドリブを繰り広げた。