JR九州は9日、鹿児島本線の赤間駅、福間駅、古賀駅、香椎駅、箱崎駅の5駅が1890(明治23)年9月28日に開業し、今年で130周年を迎えることを記念し、5駅合同の「開業130周年記念乗車券」を9月28日に発売すると発表した。

  • 「開業130周年記念乗車券」台紙の表紙と背表紙

「開業130周年記念乗車券」は、赤間駅から箱崎駅までつながる4枚の記念乗車券(普通片道乗車券)と、見開きA4サイズの記念台紙(記念乗車券を記念台紙に差し込んだ状態で発売)をセットにした商品。乗車券は「赤間駅から福間駅ゆき」280円、「福間駅から古賀駅ゆき」210円、「古賀駅から香椎駅ゆき」230円、「香椎駅から箱崎駅ゆき」210円のB型硬券となっている。

9月28日10時から販売開始し、赤間駅、福間駅、古賀駅、香椎駅、箱崎駅のきっぷうりば(みどりの窓口)にて、1セット1,300円、1,300セットを用意(1人5セットまで)。発売期間は2021年3月31日までだが、各駅とも発売数に限りがあり、在庫がなくなり次第、販売終了となる。

  • 「開業130周年記念乗車券」台紙の内側

  • 台紙に使用されている写真(香椎駅を走行中の蒸気機関車8620形)

  • 「開業130周年記念乗車券」表面

  • 「開業130周年記念乗車券」裏面

なお、香椎駅のみ郵送による限定発売も実施。郵送による購入では、記念乗車券の料金と返信用の送料370円を現金書留で香椎駅に発送することで申込みを行える。受付期間は2020年12月31日到着分までとなる。