東武鉄道は同社初の電気機関車として活躍したED101形101号の就役から90年を迎えることを記念し、「東武鉄道電気機関車 就役90周年記念乗車券」を2月1日に発売する。

  • 東武博物館に展示されているED101形101号

  • 「東武鉄道電気機関車 就役90周年記念乗車券」台紙イメージ

「東武鉄道電気機関車 就役90周年記念乗車券」では、館林駅から260円区間、太田駅から260円区間、新大平下駅から480円区間の大人片道乗車券(硬券)3枚がセットに。ED101形101号の現在と昔の写真を用いた台紙が付き、発売額は1セット1,000円。東武鉄道のおもな駅(計38駅)で2月1日初列車から販売開始する。2,000セット限定のため、なくなり次第、販売終了となる。

ED101形101号は1928(昭和3)年に英国で製造された電気機関車。1930年に東武鉄道へ導入され、貨物列車や客車を牽引するために使用された。1972年まで東武鉄道で運用され、その後は1988年に廃車となるまで近江鉄道で活躍した。現在は東武博物館で静態保存されている。