叡山電鉄は鞍馬線開通90周年事業の一環として、運輸に従事する職員の制服を26年ぶりにリニューアルした。10月18日に鞍馬駅前広場で開催された「新・大天狗完成披露式」にて、新制服のお披露目も実施されたという。

  • 運輸に従事する職員の新制服

  • ネクタイデザイン

  • 新しい帽章

新制服は従来のブレザータイプから、よりフォーマルな印象を与えるスーツタイプにデザインを一新。品位・知性・信頼感を感じさせる落ち着いた紺色をベースに、あたたかみのある黄色をアクセントとして取り入れた。制服の随所に展開した金色ラインは、叡山電車のイメージリーダーである「きらら」「ひえい」の外観に共通するデザインをモチーフとした。

沿線の鞍馬山や比叡山の豊かな表情を表すモチーフとして、斜めの線を交互に配した「綾杉」の織り柄でジャケットの襟や袖口部を配色。ネクタイは2つの山を綾織りの柄で表現した。帽章は、叡山電鉄の社章と鞍馬山・比叡山、沿線の名物のひとつであるもみじを組み合わせたデザインとした。11月1日から新制服に変更予定となっている。