京王電鉄は18日、京王線・井の頭線車両の運転台に前方監視カメラ、車内に防犯カメラを設置すると発表した。

  • 前方監視カメラ設置位置

  • 前方監視カメラ映像イメージ

前方監視カメラは事故や列車運行に対する妨害行為など発生した際の状況確認と原因究明を目的に設置。2020年7月までに京王線・井の頭線車両(全編成)の運転台に設置する。

車内防犯カメラは車内セキュリティ向上を図るため、これまでに京王線7000系2両と5000系50両に設置している。今年度は京王線8000系10両と井の頭線1000系5両に車内防犯カメラを設置し、8000系は3月26日、1000系は3月30日から運用を開始する予定。今後も車両リニューアル工事や車両新造に合わせて車内防犯カメラを順次設置し、2019年度は京王線8000系26両と井の頭線1000系15両に設置する予定としている。

  • 車内防犯カメラ設置位置(左が京王線8000系、右が井の頭線1000系)

車内防犯カメラの設置位置は1両につきドア上の4カ所。設置車両には車内防犯カメラが作動中であることを表示するステッカーを掲出する。なお、防犯カメラの映像は閲覧できる社員を限定するとともに、関係法令や社内規程に従い、厳重に管理するとのこと。