阪急電鉄は8日、京都線で運行している観光特急「京とれいん」の2編成目となる「京とれいん 雅洛(がらく)」(7000系車両)を3月23日から運転開始すると発表した。

  • 「京とれいん 雅洛」のイメージ

現行の観光特急「京とれいん」は、「お客様を京都までお運びする列車」であることから「京都」と「とれいん」を掛け合わせて命名され、「和モダン・京町家」をイメージした内装に仕立て、2011年3月から土日祝日に梅田~河原町間で運行している。

2編成目となる「京とれいん 雅洛」は7000系を改造し、現行の「京とれいん」のイメージを継承しつつ、「ご乗車されたときから京都気分」をコンセプトに、京都を五感で感じ取れるデザインにしたという。乗車のたびに京都気分が楽しめるように、6両編成の1両ごとに季節を定め、外観はその季節にあった京都を感じさせる植物のデザイン、車内は日本を象徴する代表的な花である桜や日本の伝統文様を用いた多種多様なデザインを施し、すべての車両が異なる外観や車内デザインとなっている。

「京とれいん 雅洛」は3月23日の梅田駅9時32分発の列車から運転開始。種別は快速特急で、梅田駅から河原町駅まで乗車する場合の運賃は片道・大人400円。予約等は不要で、普通運賃のみで乗車できる。