みなさま、こんにちは! 吉田よしかです。前回の「ウォルト・ディズニー・ワールド、行くなら絶対おすすめのイベントとショー」に続き、今回はWDWで大人からお子様まで楽しむことの出来るおすすめレストラン3店舗をご紹介いたします。

お行儀が悪いと叱られちゃう!? パパ、ママ必見のレストランとは?

  • 「フィフティーズ・プライム・タイム・カフェ」

ウォルト・ディズニー・ワールドのハリウッドスタジオのエコーレイクにある「フィフティーズ・プライム・タイム・カフェ」は1950年代のアメリカの家庭をイメージして作られたダイニングレストランです。

店内はレトロな雰囲気満載で、座席はまるで一般家庭のダイニングのよう。各テーブルに備え付けられた白黒のテレビでは、1950年代に放送されていたコメディー番組が流れており、男性キャストは家族の「パパ役」や「ママ役」に扮し、ゲストはその「子供」役という設定で食事をします。

  • 本物の家のようなダイニングテーブルで食事を楽しみます

  • 店内のキャストは、ゲストの母親役。行儀よくしていないと「テーブルに肘をついちゃだめ」など、叱られます

ここの名物はウエイトレスとウエイターが「ママ」と「パパ」役に扮していること。食事をオーダーするときに肘をついていたり、料理を残したりするとパパやママにこっぴどく叱られるという、世界中でもここにしかないパフォーマンスで楽しませてくれます。逆に行儀良くきちんと食事をすると、うんと褒められますのでマナー良く楽しく食事を楽しみましょう。

料理名も非常に面白く「パパ(お父さん)のポークチョップ」「「リズおばさんのゴールデンフライドチキン」など、どの料理にも家族や親戚の名前がついています。

  • ママのフェイバリットメニュー。(24ドル)ミートローフは柔らかくて珠玉の逸品

  • グランマのあつあつチキンポットパイ(21ドル)はボリューム満点

  • リズおばさんの揚げたフライドチキン(22ドル)大ぶりのチキンが豪快に3本トレイに乗っています

  • デザートの多さでも有名なフィフティーズ・プライム・タイム・カフェ。チョコレートケーキは特に筆者も一押し

フィフティーズ・プライム・タイム・カフェは、ディズニー・ハリウッドスタジオにあるレストランの中でも一、二位を争う人気レストランのため、ディズニーの公式サイトや旅行代理店などで事前予約は必須。ただし、予約をしても席に着くまで10分以上待たされることもあるため、時間には余裕を持って店頭に向かいましょう。

ジャンクフードに飽きたらここへ! 日本酒にビールも楽しめる本格派アジア料理レストラン「ヤク&イエティ・レストラン」

  • 「ヤク&イエティ・レストラン」

山手線の1.6倍もの広大な敷地に7つのテーマパークが隣接するウォルト・ディズニー・ワールド。パーク内で滞在が数日間続くため、気軽に食べられるピザやホットドッグなどのライトな食事を取る機会が多くなりがち。もちろん、パッと食べられるお手軽なメニューも美味しいですが、日本食に近い料理が食べたくなったときは、ディズニー・アニマルキングダム内の「ヤク・イエティ・レストラン」をおすすめします。

このレストランはアニマルキングダム内で唯一、焼きそばや海老フライといったアジアンテイストの料理が楽しめるテーブルサービスのレストラン。ドリンクやアルコールも種類が豊富。日本酒や日本のビールの用意もあります。店名の「Yak ヤク」とは、チベット語中央アジア産の野牛を差し、「Yeti イエティ」は、雪男という意味。「ヤク・イエティ・レストラン」の近くにある「エクスペディション・エベレスト」では、恐ろしい雪男が登場するため、それにちなんだ店名がつけられているんだとか。

  • 焼きそば、マグロのたたきなどメニューからして、日本人も食べやすいメニューがずらり

  • ハンバーガーは一人で食べきれないほどのボリューム!みんなでシェアするのがおすすめ

  • 海老フライと一緒に、タイ米で炊いた白いご飯もついてきます

  • ピラフの上に海老をベーコンで巻いた「バーベキューシュリンプ」

特に、「バーベキューシュリンプ」は日本人の口にも合う抜群の美味しさ。アルコール類も豊富で、カクテルの種類も多数揃っているため、お酒をたしなみたい人にも大変おすすめのレストランです。

カントリースタイルのミッキーマウスに会える! エプコットの回転式レストラン

ウォルト・ディズニー・ワールドのテーマパークの一つ「エプコット」のフューチャー・ワールド・ウエスト(ランド館)にある「ガーデン・グリル・レストラン」は、座席が一時間かけてゆっくり一周する回転レストラン。座席は内側と外側の二段に分かれていて、外側の座席に座るとアトラクション「リビング・ウィズ・ザ・ランド」の一部を見ることができるようになっておりここではミッキーマウス、プルート、チップ&デールが各テーブルを回る「キャラクターダイニング」を開催しています。

  • 一時間かけて床が一周する回転式レストラン。目の前の景色がどんどん変わります

日本語のメニューがありますがこちらから選んで注文するというものではなく、あらかじめ決まった人数分の料理が運ばれてきます。ソフトドリンクはメニューに記載がありませんがビュッフェの料金に含まれているのでご安心を。

  • 日本語のメニューもあるので、英語が苦手でも安心。メニューにはないがアイスティーも含まれています

メインメニューは、園内で栽培した野菜を使ったサラダに、柔らかい山形パン、ボリュームたっぷりな肉料理各種とポテト、こってりしたチーズマカロニ、そしてホイップクリーム&ベリーソースの乗ったショートケーキ。ドリンクを含め、全ておかわり自由ですが、相当なボリュームのため現地にお住まいの人でも食べきれず持ち帰る場合が多いそうです。もし、食べきれなかった場合は持ち帰り用のボックスを用意してくれますよ。

  • 隣接するアトラクション「リビング・ウィズ・ザ・ランド」で栽培された一部の野菜を使用しているサラダ

  • メインディッシュもおかわり自由。食べきれない場合はテイクアウトもOK

  • 新鮮なベリーとバニラ・ビーンズが入ったホイップクリーム添えショートケーキは、

かなり甘いことでも有名|

WDWでチップとデールに会えるキャラクターダイニングはここだけ!

「ガーデン・グリル・レストラン」の目玉は、なんといってもキャラクターグリーティング。ミッキーマウス・プルート・チップ&デールの4人が順々に席まで遊びに来てくれます。カントリースタイルのミッキーマウスは、まさにここだけでしか会うことのできない特別コスチューム。チップ&デールもウォルト・ディズニー・ワールドでガーデングリルでのみキャラクターダイニングを行っているので、ファンならずとも必見。

  • 農夫姿のミッキーマウス。サインやセルフィーなど気さくに応じてくれます

  • チップ&デールにキャラクターダイニングで会えるのは、WDWでもここだけ!

  • プルートの首輪は、ここだけのスペシャルデザイン

ボリューム満点の食事と、キャラクターとの楽しいふれあいのひとときで、お腹も心も大満足! 食事後にパークへ繰り出せば更に楽しい気分で過ごせること間違いなしです。

ちょっと大人っぽいレストランからファミリー向け、更に食べ放題でキャラクターとも会えるレストランなど、ウォルト・ディズニー・ワールドのレストランは実に多種多様。ご旅行の時の参考にしていただければ幸いです。

次回はカリフォルニア・ディズニーリゾートに登場した「ピクサー・ピア」についてレポートします。お楽しみに!

(c)Disney

吉田よしか(ヨシダ ヨシカ)

東京ディズニーランドが開園した1983年以降、30年以上に渡りパークに通い続けているディズニーの達人。年間300日以上パークに足を運び、最新情報やディズニー関連情報などを毎日紹介するAmeba公式ブログ『吉田さんちのディズニー日記』は1日平均50万PVを誇る。