みなさま、こんにちは。吉田よしかです。フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(WDW)では、2018年6月30日にハリウッド・スタジオに新しくオープンした「トイ・ストーリー・ランド」をはじめ魅力的なお楽しみが目白押し。今回は、筆者がWDWでこれだけは外せない!というイベントとショー、そしてディズニーリゾートならではのキャラクターグリーティングをご紹介します。

  • 「ドナルドのダイノバッシュ!」

今夏一押しは、ディズニー・アニマルキングダム・パークの「ドナルドのダイノバッシュ!」

2018年5月25日から、ウォルト・ディズニー・ワールド内のテーマパーク「ディズニー・アニマルキングダム・パーク(以下、アニマルキングダム)」の開園20周年記念として始まったサマーイベント「ドナルドのダイノ・バッシュ!」。このイベントは「7000万年前に"二本足で歩いて、空も飛べて、 さらに泳げる"小さい恐竜」(あひるの先祖)を見つけたお祝いをしよう!という、まさにドナルド・ダックたちアヒル族をお祝いする一大イベントとなっています。

  • ドナルド・ダック

  • アヒルの先祖である恐竜。台座には進化の過程がしっかり掘られています

イベント会場は、ディズニー・アニマル・キングダムの恐竜エリアとしても知られる「ディノランドUSA」。ここで、ゲストとふれあいのひとときを楽しんでいるのは、イベントの主催者でもあるドナルド・ダックです。

  • デイジー・ダック

  • スクルージ・マクダック

更にドナルド・ダックの恋人であるデイジーダックや、ドナルド・ダックの叔父スクルージ・マクダックも登場。なんでも、デイジーのデザインした各キャラクターのコスチューム費用は、大金持ちのスクルージ・マクダックが出資しているという設定で、こういう細かい部分でもディズニーの世界観が感じられます。

加えて、日本では東京ディズニーランド開園16周年記念で開催されたスペシャルイベント、「ドナルドのワッキー・キングダム」でパレードのみに登場していた「ランチパッド・マクワック」もグリーティングに登場。日本では会えないレアなキャラクターなので、ここは一緒に記念撮影がマストです!

そして今回のイベントで筆者一押しのグリーティングは、「シマリスザウルス」と命名されたチップ&デールの二人組。ドナルド・ダックが見つけた恐竜(という設定)なので、ドナルドたちのように目立つ場所ではなく木々の生い茂る少し奥まった場所でグリーティングをしています。チップとデールのキャラクターグリーティングは午前10時~15時半まで。夏期のフロリダ(7月から8月)は猛烈に暑く、夕方からは雷雨になることもしばしば。ここはなるべく朝のうちに並んで体力の消耗を防ぎましょう。

  • レアなキャラクター・ランチパッド・マクワック

  • 恐竜に扮したチップとデール。人気のため待ち時間はおよそ60分前後を推移

チップ&デールと一緒にダンス! 日本では考えられないシーンにびっくり

夕方の16時から始まるダンスパーティ「BASH!(バッシュ)」では、恐竜に扮したチップ&デールがゲストと一緒にダンスに参加! ダンスパーティ中は、キャラクターと並んで一緒に写真撮影をすることはできませんが、踊っているキャラクターを撮影するのはOK。軽快なリズムに合わせ、チップ&デールと一緒にダンスタイムです。時折、ミッキーマウスの愛犬プルートやドナルド・ダックが飛び入りで参加することもあるとか。これはまさに、ここ、アニマルキングダムだけのお楽しみですね。

  • ダンスパーティ「BASH!(バッシュ)」

なお、「ドナルドのダイノ・バッシュ!」は夏期イベントと銘打たれてはいるものの 実際にはいつ頃終了するかははっきりと 明示していないため、今後継続する可能性も大。詳細は、公式サイトのスケジュールを要確認です。

珍しい鳥たちの曲芸が圧巻!「アップ!グレード・バード・アドベンチャー」

2018年4月22日から、アニマルキングダムのアジアエリアにある「キャラバンステージ」にて世界中の珍しい鳥たちがキャストの指示にあわせて様々なパフォーマンスを行うライヴエンターテインメントに映画『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場したラッセルとダグが仲間入りした「アップ!グレード・バード・アドベンチャー」がスタートしました。

  • 「アップ!グレード・バード・アドベンチャー」

以前、同劇場で行われていた「フライツ・オブ・ワンダー」ではディズニーキャラクターの登場はありませんでしたが、ラッセルとダグの二人が参加したことにより、よりディズニー色が強まった感があります。

おすすめの座席は、中央ブロックの通路側。向かい側の席にいる観客とともに通路でアーチを作り、その下を鳥が猛スピードで進むのを間近で観賞出来るので、せっかく観賞するのであれば是非とも中央通路側の座席をゲットしましょう。開始30分くらい前に行くと席も選びやすいです。

なお、このショーは2018年11月8日(木)からホリデー・フェスティバル・オブ・インディアをテーマにしたスペシャルバージョンで実施されます。クリスマスの装飾も合わせて鳥たちの曲芸を存分にお楽しみください。

2つのウォーターパークで体験出来るスペシャルなキャラクターグリーティング!

ウォルト・ディズニー・ワールドには4つのテーマパークのほかに「ディズニー・ブリザード・ビーチ」、「ディズニー・タイフーン・ラグーン」という2つのウォーターパークが存在しています。「ディズニー・ブリザード・ビーチ」は常夏のフロリダに降った大雪が溶け出して水があふれ出したという設定のプールをメインにしたテーマパーク(ウォーターパーク)。

  • 「ディズニー・ブリザード・ビーチ」

ここでは、全長76mの頭から滑る水上ボブスレー「トボガン・レーサー」や、高さ36m、傾斜60度の急勾配を、最高時速100kmで滑り降りる世界最速級の絶叫ウォータースライダー「サミット・プラメット」が有名ですが、プール以外にもさらなる魅力が!

  • こんなに可愛いゆきだるまのフォトロケーションも

エントランス付近にあるグッズショップ「ビーチハウス」の前ではタイミングが良いと、 レアな水着姿のグーフィーが遊びに来てくれることも!季節により、アナと雪の女王に登場する雪だるまのオラフが登場することもありますよ。

  • 水着姿のグーフィーとグリーティング出来る!

  • ウォータースライダーの「サミットプラネット」

もうひとつのウォーターパーク「ディズニー・タイフーン・ラグーン」は台風に襲われた南太平洋の小島がフロリダまで流されてきたという設定のため、島のいたるところに台風の爪痕が残っています。

  • 「ディズニー・タイフーン・ラグーン」

  • 岩山に打ち上げられた「ミス・ティリー号」の煙突からは30分に一度、水が吹き上がります

  • 急勾配を滑り降りる全長91mのスリリングなスライダー「ストーム・スライド」

  • 結婚式で使われたボートも打ち上げられている

個性的なフォトロケーションも園内に数々あり、巨大なサメの口中で撮影出来たりとなかなかシュール。

ディズニー・タイフーン・ラグーンでは、エントランス付近のショップ「シンガポール・サルズ」前で、ディズニーキャラクターの「リロ」や「スティッチ」たちに会うことが出来ます。また、こちら2つのウォーターパークではオリジナルデザインのTシャツやバスタオルなど貴重なグッズが数多く販売しています。レイバンとディズニーがコラボしたサングラスが購入出来るのも海外パークならでは!

以上、ウォルト・ディズニー・ワールドでおすすめのイベント各種、キャラクターグリーティングでした。次回はWDWで食べられるスペシャルフード各種をレポートいたします。

(c)Disney

吉田よしか(ヨシダ ヨシカ)

東京ディズニーランドが開園した1983年以降、30年以上に渡りパークに通い続けているディズニーの達人。年間300日以上パークに足を運び、最新情報やディズニー関連情報などを毎日紹介するAmeba公式ブログ『吉田さんちのディズニー日記』は1日平均50万PVを誇る。