ANAは4月1日、ANAグループ役職員を対象とした企業内保育所「'OHANA ほいくえん はねだ」を開園する。従業員の多様な働き方に合わせて、365日7~22時まで開園するほか、利用者の負担を少しでも減らすため、おむつは保育園で用意し、園児の洋服や布団などを保育園で洗濯をする「手ぶらサービス」の導入が特徴となる。

  • エントランスには、ANAこころの森で育てた南三陸木材を使用

    エントランスには、ANAこころの森で育てた南三陸木材を使用

ANA ループは2015年にダイバーシティ&インクルージョン宣言を行い、仕事と育児の両立支援に積極的に取り組んでいる。今回開園する「'OHANAほいくえん はねだ」は、2016年に社員提案制度ANAバーチャルハリウッドプログラムにおいて社員有志によって提案された。ハワイ語で「家族」や「絆」を表す「'OHANA ほいくえん」という名称には、グループ社員のコミュニケーションの場となり、社員みんなで子育てに関われるような保育園にしたいという想いが込められている。

  • 廊下は飛行機の着陸風景をイメージ

    廊下は飛行機の着陸風景をイメージ

また同園は、内閣府が待機児童の解消を目的にすすめている「企業主導型保育事業」にて助成された保育園となる。設置場所は東京都大田区羽田空港3-5-10ユーティリティーセンタービル2階で、HITOWA キッズライフが運営する。利用対象者は父母のどちらかがANAグループの役職員であることとなる。

保育時間は基本保育が8~21時(延長保育7~8時および21~22時)、保育対象年齢は生後57 日~2歳(3歳になる年度末まで)、定員は25人(0歳6人、1歳8人、2歳11人)となる。