エアバスは現地時間の3月9日、イスタンブールを拠点とするターキッシュ エアラインズが、A350-900を25機とオプションで5機発注する覚書(MoU)を締結したことを発表した。

  • A350-900を25機とオプションで5機発注する覚書(MoU)を締結

    A350-900を25機とオプションで5機発注する覚書(MoU)を締結

ターキッシュ エアラインズは現在、合計167機のエアバス機を運航し、さらに92機のA321neoの受注残がある。トルコはおよそ20年にわたりエアバスのサプライチェーンの一部を担い、A350 XWBを含む全てのエアバス機プログラムに関わっている。

A350 XWBには最新の空力設計で炭素繊維複合材製の胴体と主翼を備え、効率性の高いロールス・ロイス社製エンジンを搭載している。これらの最先端技術を導入することで比類ない運航効率性を実現し、燃費と排気を25%削減、整備コストを大幅に抑えた。エアバスの革新的客室ブランド「Airspace by Airbus」を取り入れ、乗客と乗務員に快適で心地の良い居住空間と最先端技術を提供する。

2018年2月末時点で、A350 XWBはこれまで世界中の45社から854機の受注を獲得している。