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キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は2018年1月1日より、リチウムイオン電池の取り外しができない「スマートバッグ」に関し、機内持ち込み手荷物としての携行及び受託手荷物としての預け入れを禁止する。アメリカン航空やデルタ航空も1月15日から禁止し、現在、JALなど国内航空会社も対応を検討しているという。

新たに導入する規定は、国際航空運送協会(IATA)が先ごろ示したガイドラインに沿ったもので、安全管理とリスク軽減のために世界各国の主要航空会社も同様の措置を取っている。

その中でキャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は2018年1月1日より、スマートバッグは携帯用電子機器と見なされず、内蔵されている電池はパワーバンクや予備用リチウムイオン電池として取り扱うこととする。

乗客は旅程のどの時点においても、スマートバッグを受託手荷物として預け入れることが必要になった際には、内蔵されている電池を取り外せることが必要となる。また乗客は、取り外したリチウムイオン電池を機内持ち込み手荷物として機内に持ち込むこととなり、取り外された電池は予備用リチウムイオン電池に関する現行規定に則って取り扱われる。