フィッシング対策協議会は9月11日、Amazonをかたるフィッシングメールが出回っているとして注意を呼びかけた。同協議会は8月21日にも、異なる手口のAmazonを名乗るフィッシングメールについて注意喚起している。

フィッシングメールの例(フィッシング対策協議会Webサイトより)

フィッシングメールは、「すぐお支払い情報を更新する必要があります」というタイトル。メール本文は「これはあなたのサービスが現在中断されたという通知です」からはじまり、サービスを再開させるために「アカウントの確認が必要」として、本文中のURLからフィッシングサイトへ誘導し、アカウント情報の入力を促す。

フィッシングサイトの例(フィッシング対策協議会Webサイトより)

9月11日13時30分時点で、フィッシングサイトは稼働中。同協議会では既にサイト閉鎖のための調査を依頼しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるため、注意を促している。また、フィッシングサイトでアカウント情報(メールアドレス、パスワード)や、クレジットカード番号などの個人情報を絶対に入力しないよう呼びかけている。