初のApollo Lake搭載マザーボード

ASRockから、Apollo Lake世代の新型SoCを搭載したMini-ITXマザーボードが2種類登場している。Pentium J4205(4コア/1.50GHz/2.60GHz/10W)版の「J4205-ITX」と、Celeron J3455(4コア/1.50GHz/2.30GHz/10W)版の「J3455-ITX」で、Apollo Lake搭載モデルの発売はこれが初めてとなる。価格は15,500円前後と12,000円前後。

ASRockの「J4205-ITX」。両モデルとも基板のレイアウトは同じだ

J4205-ITXの基板。CPUはファンレスで、大きなヒートシンクを搭載する

両モデルの違いは搭載CPUだけで、その他の仕様は共通。メモリスロットはDDR3/DDR3L SO-DIMMが2つ、拡張スロットはPCI Express 2.0 x1が用意されている。機能として、従来モデルからの変更はあまり多くないものの、注目点は、HDMI出力が4K/60Hz表示をサポートしていること。これで価格は据え置きというのも嬉しいところだ。

メモリ削減版と増加版が同時に登場

MSIの「Radeon RX 480 Gaming X 4G」は、メモリ4GB版のRadeon RX 480グラフィックスカード。GPUのコアクロックは1316MHz(OCモード時)と、既存のメモリ8GB版と同様であるが、メモリ容量を減らしたことで、価格を大幅に抑えた。用途にもよるだろうが、コスト重視ならこちらを選んでも良いだろう。価格は33,500円前後。

MSIの「Radeon RX 480 Gaming X 4G」。外観は8GBモデルと全く同じ

下位モデルの「Radeon RX 460 4G OC」も。こちらの外観も変更無し

また、Radeon RX 460を搭載する「Radeon RX 460 4G OC」も発売となっている。このモデルは従来の2GBから4GBにメモリが強化されており、高解像度やマルチディスプレイ環境におけるパフォーマンスの向上が期待できるという。こちらもメモリ以外の仕様に変更は無い。価格は17,000円前後だ。