オンキヨー&パイオニアイノベーションズは9月9日、オンキヨーブランドのハイレゾ対応イヤホン「E900M」を発表した。発売は11月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別39,800円前後。

E900M

E900Mは、BAドライバー×2と6mm径のダイナミックドライバー×1を使用したハイブリッド型・3ウェイ構成のイヤホン。オンキヨーは、今回のハイブリッド構造の音響開発に18カ月以上を費やしたという。

BAドライバーはE900M専用のチューニングを施して搭載。また、イヤホン本体の小型化と豊かな低音を両立するため、ダイナミックドライバーを新開発した。ハウジングには、BAドライバーとダイナミックドライバーの相互干渉を防ぐための独立構造ベースチューブを内蔵している。

ケーブルは着脱式で、コネクタはMMCX。電磁干渉とクロストークを低減し、耐久性にも優れる「OFCツイストケーブル」が標準付属する。また、ケーブルにはリモコンマイクを搭載している。

そのほかの仕様は、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが107dB、最大入力が30mW、重量は53g(ケーブル含む)。キャリングポーチのほか、シリコン製イヤーピースとComplyチップを3サイズ(S/M/L)ずつ同梱する。

イヤホン本体(左)、キャリングポーチ(中央上)、イヤーピース(中央下)、パッケージ(右)