女優で歌手の剛力彩芽が8日、東京・渋谷区のNHK放送センターで行われた、NHKBSプレミアムの特集ドラマ『ジャングル・フィーバー』の完成試写会に出席した。

NHKBSプレミアムの特集ドラマ『ジャングル・フィーバー』で主演を務める剛力彩芽

11日21時から放送する同ドラマは、西暦2065年の未来を舞台にしたSFサスペンス。核戦争勃発後、人類存続のため宇宙船に乗せられた7人の死刑囚。しかし、密室の宇宙船の中で次々と殺人事件が起きる――というストーリーで、剛力ほか、大東駿介、高橋メアリージュンらが出演する。

主人公でヒロインの原口沙織を演じた剛力は、「私自身、素敵だなと思う作品になった。SF作品だけど、人間的な感情の部分を感じて頂ければ」と胸を張ってアピール。撮影は、1週間というタイトスケジュールで行われ、「事件が起き続けるので、この期間で撮れるのか不安だった」と吐露しつつ、「すごく楽しくやらせてもらいました。緊迫したシーンも直前までみんなで大笑いしてました」と笑顔で振り返った。

生き残りをかけた"サバイバル"を繰り広げる本作。前向きに生きる主人公と対照的に、剛力自身は、「私は楽しめない。あんまり参加したくないです。沙織みたいに落ち着いて順応できたらいいけど、私は部屋に閉じこもると思います」と苦笑い。続けて、舞台となる2065年の未来について聞かれると、「50年後ってそんなに先じゃないけど、想像がつかない。日本がどうなってるか気になりますね」と話していた。