千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートで9日、クリスマスのスペシャルイベント(~12月25日)が開幕。東京ディズニーシーの「クリスマス・ウィッシュ」では、新しいエンターテインメント・プログラム「パーフェクト・クリスマス」がお披露目された。

東京ディズニーシーの「パーフェクト・クリスマス」

イルミネーションが光り輝く東京ディズニーシーの「クリスマス・ウィッシュ」。豪華客船S.S.コロンビア号の前に高さ約15メートルの巨大ツリーが、ケープコッドにはシェリーメイがダッフィーやジェラトーニと飾り付けしたツリーが登場し、夜にはウォーターフロントパークやロストリバーデルタを中心にイルミネーションが輝く。

メディテレーニアンハーバーでは、ディズニーの仲間たちが集って思い思いのクリスマスを語り合う新しい昼のエンターテインメントプログラム「パーフェクト・クリスマス」を初披露。クリスマスソングが流れると、ミッキーをはじめとするディズニーの仲間たちとダンサーがハーバー周辺の各所に歩いて登場し、ショーが始まった。

ミッキーが「クリスマスといえばなんだろう?」と問いかけると、それに答えるように、みんなが思い思いのクリスマスを歌やダンスにのせて披露。ドナルドはもみの木に飾り付けをし、デイジーはプレゼント選びに奮闘、チップとデールは雪だるま風のダンサーたちと陽気なダンスで盛り上がり、クラリスはクリスマスソングを歌い始める。さらに、ミニーの提案により、くるみ割り人形の音楽にのせて、人形をイメージしたダンスが繰り広げられた。

終盤でサンタクロースとダッフィー、シェリーメイが船に乗って登場すると、ディズニーの仲間たちは歌と踊りで歓迎。サンタクロースに「クリスマスといえば何か」と聞かれたミッキーが「大切な仲間と一緒にいること」と答えると、温かい雰囲気に包まれた。その後、ミッキーやミニーたちが船に乗ると、2隻のトランジットスチーマーラインに乗ってアリエルやアラジン、ジャスミンらも海上に現れ、ショーはフィナーレへ。ディズニーの仲間たちはハーバーで盛り上げ、ダンサーたちは陸で歌い踊り、「メリークリスマス!」とみんなでお祝いすると拍手が沸き起こった。

東京ディズニーランドでは、"クリスマスのストーリーブック"をテーマに、ディズニーの仲間たちと一緒に、クリスマスのさまざまなシーンがあふれる絵本の世界が楽しめる「クリスマス・ファンタジー」を開催。昼は、絵本の中から飛び出してきたディズニーの仲間たちがクリスマスの物語をつづる今年初登場のパレード「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」を公演し、夜には、「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」のクリスマスバージョンを公演する。

撮影:蔦野裕