「アミューズオーディションフェス2014」でグランプリを獲得した新人・清原果耶が、9月28日スタートのNHK連続テレビ小説『あさが来た』(月~金曜8:00~8:15)で、女優デビューを果たすことが23日、明らかになった。

朝ドラ『あさが来た』で女優デビューを果たす清原果耶

清原は13歳の中学2年生。昨年10月のグランプリ獲得後、異例の早さで2社のCM契約を結び、若手女優の登竜門であるティーン誌『ニコラ』の専属モデルにも決まっている。そして、アミューズに所属してから半年で、NHK朝ドラのレギュラー出演に大抜てき。国民的ドラマで女優デビューを果たすことになった。

清原は、この朝ドラに、一度別の役でオーディションを受けていた。その役では落選したものの、演技経験がほとんど無い中で、指示に敏感に反応したことが、NHKのスタッフの目にとまり、結果としてオーディションよりも大役でキャスティングされた。

「一度オーディションに落ちた時は悲しくて、悔しくて泣いてしまいました」という清原。見事に返り咲きを果たし、祖父母も大いに喜んでいるという。

清原が演じるのは、主演の波瑠と宮崎あおいのヒロイン姉妹を支える「ふゆ」。現在13歳だが、15歳~20代後半まで、幅広い年齢を演じることになり、「きちんと大人の女性を演じられるよう、普段から周りにいる大人の女性を研究して、撮影に臨みたいと思います」と意気込む。

また、波瑠が常に演技に真剣に向かう姿を見て「私ももっと頑張らなきゃいけないとい身が引き締まります」と尊敬。宮崎あおいの演技を間近に見て「とても感動をして、泣きそうになってしまいました」と話し、新人らしく、先輩女優から少しでも演技の技術を盗もうと努力しているようだ。

アミューズの先輩・吉高由里子のような女優になりたいという夢を持つ清原。現在地元・大阪で学校に通い、部活動にも所属しているが、その夢をかなえるため、放課後を中心にドラマ撮影、週末も東京で仕事と、忙しい毎日を送っている。