ベンチマークで性能を見る

ここからはベンチマークで性能をチェックしよう。使用したのは、定番3Dベンチマークソフト「3DMark」と総合ベンチマークソフト「PCMark 8」で、テストに用いたワークロードは「Home accelerated」だ。

Core i5-5200Uはデュアルコア、低消費電力のCPUということもあり、それほど高い数値ではないが、SSDが高速なこともあり、ブラウザやオフィスなどのソフトを使う分には不満を感じることはないだろう。また、負荷が大きくなると冷却ファンの音は大きくなるが、気になるレベルではなかった。

「PCMark 8」ではバッテリーテストも行っているが、5時間32分となった。公称よりもかなり短い時間となっているが、PCMark 8のテストは負荷が大きいので、通常の使用ならばもっと駆動時間は延びるはずだ。

3DMarkの結果

PCMark 8 Home acceleratedの結果

PCMark 8 Estimated battery lifeの結果

まとめ

13.3型のノートPCとして世界最小というコンパクトなサイズに加え、わずか1.18kgというラクに持ち運べる軽さを実現。そこにメインマシンとして活躍できるだけの性能、1日安心して持ち運べるバッテリー駆動時間とあらゆる面をハイレベルにまとめた一台だ。しかも、価格も14万円台と高性能なモバイルノートとしては非常にコストパフォーマンスも高い。自宅でも外出時でも快適に使える「持ち運べるメインマシン」を求めている人にはピッタリの製品といえる。

■[製品名] New XPS 13 プレミアム・高速起動 主な仕様 [CPU] Intel Core i5-5200U (2.20GHz) [メモリ] PC3L-12800 8GB (8GB×1) [グラフィックス] Intel HD Graphics 5500(CPU内蔵) [ディスプレイ] 13.3型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット) [ストレージ] 256GB M.2 SSD [光学ドライブ] なし [サイズ/重量] W304×D200×H9~15mm/約1.18kg [バッテリ駆動時間] 最大約15時間 [OS] Windows 8.1 64bit [直販価格] 税別149,980円