「いちファンとして『スター・ウォーズ』を楽しむことができる」と語ったジョージ・ルーカス (C)BANG Media International

2015年12月18日に公開が予定されている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』だが、当初の予定では、同シリーズの生みの親として知られるジョージ・ルーカスが監督を希望していたことが明らかになった。

ルーカスは、「ルーカスフィルム」をディズニーに売却するまで、新作の製作と2015年の公開を計画していたが、ディズニー側が買収の際に三部作という条件をつけたため、自らが制作の主導権を握ることを諦めたという。ルーカスは、USAトゥデイ誌に次のように明かしている。

「新しくことが始まる前に抜けた方がいいだろうね。自分が引けばすむ話であり、僕にとってはお金よりもそのタイミングが大事だったんだ」

こうして製作サイドから身を引いたルーカスは、『スター・ウォーズ』のいちファンとして、新作の楽しみにできる立場になったという。「『スター・ウォーズ』について唯一の後悔と言えば、自分の目で公開を楽しむチャンスがなかったということ。宇宙船がスクリーンに現れた時、座っている椅子から飛ばされてしまうような感覚を得られなかったんだ。でも次の作品から、僕はみんなと同様に楽しむことができるんだ」

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、2015年12月18日に公開が予定されている。

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