整体師の大山奏です。寒くなり身体が冷えると、身体は体温を上げようと代謝を増やします。そのため、冬の寒さはエネルギー消費量を多くしてくれる「ダイエットの味方」と言えるかもしれません。ですが、寒さに頼らずにトレーニングで筋肉を引き締めたいですよね。

今回は、腹筋と太ももを鍛える体幹トレーニングをご紹介します。

最初の姿勢

両脚を伸ばして床に座った状態からスタートします。片脚を上に持ち上げ、反対の脚の上を通してクロスするように移動させます。

筋肉が緊張する部位を確認することが大切

両脚を伸ばして床に座ったときの手は、身体の後ろにつきます。あまり身体から離れた位置につかないように注意してください。

片脚を伸ばしたまま上に持ち上げ、ゆっくりともう一方の脚の上を通らせて反対側にもっていきます。勢いで行うのではなく、一つ一つの動きでどこの筋肉が緊張するかを感じながら行う方が、効果が現れやすいです。

膝を伸ばしたまま脚を持ち上げる

脚を反対の脚の方へ移動させる

脚の移動時に膝が曲がるのはNG

ポイントは脚にずっと力を入れ続けることです。太もも部分がしっかり引き締まった状態であることを確認しながら、トレーニングを行います。

脚を移動させるときに、膝が曲がってしまうのはNGです。膝は伸ばしたままで、脚と腹筋の力を使っていることを意識しながら行いましょう。

膝が曲がっているのはNG

脚の動かし方をスローにすると強度がアップ

10回行ったら、脚を変えて反対側を10回します。2セットずつを目安に始めてみてください。簡単にできるようなら、脚の動かし方をスローにしてみましょう。ゆっくりにすればするほど、筋肉の緊張が強くなります。

太ももは、全身の中で最も大きな筋肉の一つです。そのため、鍛えておくと基礎代謝量が上がりやすく、太りにくい身体を手に入れることができます。

暖房のある部屋でトレーニングをしても構いませんが、汗をかいた場合には冷やさないようにすぐにふき取るか着替えましょう。筋トレを毎日続けるためにも、風邪などひいてしまうともったいないですよ。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。