ボールの海に溺れたい…!? 社員渾身のDIY家具付きコロプラオフィスに潜入

某日、編集部に「『コロプラ』の新オフィスを取材しませんか?」という電話がかかってきた。「コロプラ」といえば、「魔法使いと黒猫のウィズ」などのスマートフォンゲームを運営している会社だ。確か会社のロゴがクマだったような……。

というわけで今回はマイナビベアとともに、恵比寿にあるコロプラのオフィスに行ってきた。同社は現在、規模拡大・人員増加を見据えて「恵比寿ガーデンプレイスタワー」の9階～11階へ拡張移転中なのだ。

ワークショップを見学!

「恵比寿ガーデンプレイス」エリア内にある「ビヤステーション」や「恵比寿三越」を通り過ぎ、オフィスが入る「恵比寿ガーデンプレイスタワー」へ。早速エレベーターに乗り込み、新オフィスが入っている10階へ向かう。

さすが本物、かわいい。ちょっとテンションが上がったところで、向かったのは会議室。中に入ってみると、社員がメジャーやドライバーを手に作業を行っている。何をしているのかというと、オフィスの家具を社員がDIYで作るというワークショップ中なのだそう。

とても楽しそうなのだが、なぜオフィスでワークショップをしているのか。広報担当の斉藤久良良さんは次のように語る。

斉藤さん「新オフィスのコンセプトは『会社全体が一丸となれるオフィス』です。それに当たり、オフィスデザインを担当した三井デザインテックさんの提案で、本棚などの家具の一部を社員自らが作るワークショップを行うことになりました。コロプラは『ものづくり』の会社です。ですから、オフィスも1つの作品ととらえ、われわれ社員もオフィスづくりに参加したいと考えたのです。もちろん、一緒に作業をすることで、社員のつながりが深まりますし、オフィスに愛着も湧くのではないでしょうか」

「オフィスへの愛着」と「ものづくりの精神」が得られる一石二鳥なワークショップ。参加者は新入社員が中心になっているそう。他にもコロプラ所属のクリエイターによる会議室アートなどを実施しており、「コロプラ史上最もクリエイティブなオフィスになる」(斉藤さん)とのこと。

エントランスには最新技術を結集

続いて向かったのは会社の顔とも言えるエントランス。独自性があふれる創造的なオフィスを目指し、ここには4K出力による21面マルチモニタを設置している。斉藤さんによると、4Kモニタを21枚もつなげ、映像を分割同期させて動かすことは、他でも見たことがない新しい試みなのだそう。

マルチモニタのエントランスを抜けると、たくさんの会議室が。顧客との会議はここで行われる。