キヤノンは、「EOS M」シリーズ用の交換レンズ「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」を7月10日に発売すると発表した。価格は49,000円(税別)。

「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」

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キヤノン、「EF-M」レンズ初の望遠ズーム「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」(2014年6月17日)

EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMはミラーレス一眼「EOS M」シリーズ用の「EF-M」レンズとして初となる望遠ズームレンズで、2014年6月に発表されていた製品。製品発表時は7月上旬とされていた発売日が、今回正式に決定した。

一眼レフカメラ「EOS」シリーズ用の同クラスの交換レンズ「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」と比べて全長は約22%コンパクトに、質量は約31%軽量という小型・軽量化が図られる一方で、ガラスモールド非球面レンズ1枚とUD(特殊低分散)レンズ1枚の効果的に配置で、ズーム全域で高画質を実現した。また、軽量なフォーカスレンズやステッピングモーター(STM)を採用することで、動画撮影時でも静かでスムーズなAFが可能だ。

主な仕様は、焦点距離が88~320mm(35mmフィルム換算時)、レンズ構成が11群17枚、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、最小絞りがF22-32、最短撮影距離が1m、最大撮影倍率が0.21倍。シャッター速度換算で3.5段分の手ブレ補正が可能。フィルター径は52mm、本体サイズは最大径が60.9mm、全長が86.5mm、重量は約260gとなっている。