セクシー女優の麻美ゆまが11日、東京・福家書店新宿サブナード店で、自叙伝『Re Start~どんな時も自分を信じて~』(発売中 1,620円 講談社刊)の発売記念イベントを行った。

自叙伝『Re Start~どんな時も自分を信じて~』の発売記念イベントを行った麻美ゆま

同書は、昨年に卵巣境界悪性腫瘍を患い、手術で卵巣及び子宮を全摘出した麻美の初の自叙伝。術後、半年間に渡った抗がん剤治療による闘病生活のほか、セクシー女優としての悩みや葛藤、家族や恋愛についてなど自身の半生を、写真約200点と共に赤裸々に綴っている。

抗がん剤の影響でベリーショートの髪型で登場した麻美は、「まだしっくりきてなくて恥ずかしい。毛根が弱くなっちゃって、フワフワしてる」と照れながら、「人生のすべてが詰まってるので受け入れられるか不安だったけど、誠心誠意込めて作った作品。ファンの方や支えてくれた人はもちろん、女性の病気だったので女性の方にも興味を持っていただけたら」とアピール。徹夜作業もこなしたようで「納得いくまで頑張りました」と微笑んでいた。

また、病気について聞かれると、「まさか26歳で……。自分の中でも想像してなかったし、最初は受け入れられなかった」と神妙な面持ちで振り返りつつ、「今のところはすごく元気です。5年間、何事もなく過ごせれば」と弾ける笑顔を見せる場面も。現在は、2カ月に1回の検診に行き、卵巣摘出による更年期障害に悩まされながらも、音楽鑑賞を楽しむ生活送っているという麻美。「AVの復帰は厳しいですね。音楽活動や舞台とか、新しいことに挑戦したい」と今後について語る麻美は、「強い女性を演じてみたいです。自分の人生が映像化されたらうれしいですね」とはにかんでいた。