イタリアのアウトモビリ・ランボルギーニは、ジュネーブ・モーターショーで大成功を収めた「ウラカン LP610-4」を北京国際モーターショーに出展した。これが同モデルのアジアデビューとなる。さらに、「アヴェンタドール」の特別仕様車「ナツィオナーレ」もワールドプレミアを飾った。

アド・ペルソナム・ナツィオナーレ特別仕様の「アヴェンタドール LP 700-4」

ランボルギーニ史上最大のヒットモデルとなった「ガヤルド」の後継である「ウラカン」は、北京国際モーターショーのスーパーカー部門で大きな話題を集めることが予想されたことから、ランボルギーニはこのモデルのアジアデビューに先駆け、中国のメディア向けにテクノロジー・ワークショップを特別に開催した。ワークショップでは革新的なスポーツカー「ウラカン」のテクノロジーと、新たなレジェンドとなる秘密が発表されたという。

「アヴェンタドール」の特別仕様車である「ナツィオナーレ」は、今回の出展がワールドプレミアとなる。このモデルは、ランボルギーニのカスタマイズプログラムである「アド・ペルソナム」によって作り上げられたモデルで、インテリアパーツにはカーボンファイバーをフルに使用。エクステリアには、クリアエンジンボンネットや20インチ / 21インチのマットチタニウムカラー鍛造ホイールなどを装備する。

同社の社長兼CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏は、「中国は非常に重要なマーケットです。2005年に参入して以来、中国市場は世界で2番目の売上を持つ市場へと成長を遂げました。今日アジアの皆様に、先日ジュネーブ・モーターショーにてデビューを果たした『ウラカンLP 610-4』をご覧いただけることを、とてもうれしく思っています」と語っている。