ウイルスバスター モバイル

トレンドマイクロは10日、モバイル端末向けセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」の最新版を発表した。新たにiOSに対応し、同日より同社直販サイト、Google Play、App Storeから購入可能。量販店店頭では17日に発売する。

「ウイルスバスター モバイル」は、スマートフォン/タブレット端末向けのセキュリティ用アプリ。フィッシング詐欺サイトなどへのアクセスを防止するWeb脅威対策や不正アプリの検出、リモートでの位置捜索、盗難/紛失時の端末探索、データバックアップなどの機能を備える。

最新版では、従来対応していたAndroid OS、Kindle Fireシリーズに加え、新たにiOSに対応。iOS版ではWeb脅威対策/不正アプリ対策/データバックアップ/Facebookの設定チェックのほか、iOSを改変したJailbreakの検知機能などを備える。ただし、リモートロックやペアレンタルコントロール、迷惑SMS対策など、一部機能は利用できない。

このほか、Android版にて管理者権限を取得する不正アプリを駆除する「不正アプリクリーナー」機能が追加されている。

価格とラインナップは、「ウイルスバスター モバイル1年版」の直販価格が3,065円、同2年版が5,637円。店頭での販売価格はオープン。

対応OSは、iOS 7.0 / 7.1、Android 2.2以降。また、Kindle Fire、Kindle Fire HD、Kindle Fire HD 8.9、Kindle Fire HDX、Kindle Fire HDX8.9に対応する。

iOS版のウイルスバスター モバイル画面イメージ。アプリスキャン機能ではリアルタイムスキャンおよびSDカードスキャンには非対応