東海テレビ・フジテレビ系の昼ドラマ『聖母・聖美物語』(3月31日スタート 毎週月~金曜 13:30~ 全65回)の制作発表会が17日、都内で行われ、キャストの東風万智子(旧芸名・真中瞳)、三輪ひとみ、原田龍二、金子昇、丘みつ子、風間トオルが出席した。

東風万智子(右)と原田龍二

31日にスタートする同作は、主人公の結婚・出産・子育てを通して、女の幸せを問う壮絶な人間ドラマ。玉の輿で結婚した聖美(東風)は、不妊治療を経てようやく息子を授かる。しかし、息子が白血病を患い、聖美は倫理を踏み越えながら、母としてあらゆる手を尽くす――というストーリー。

改名後の初主演ドラマで昼ドラにも初主演となった東風は、「キャスト、スタッフ一丸となって頑張っています」とあいさつし、「意志の強さ、母の強さを意識しながらやっています」とにっこり。一方、聖美の夫で病院長の繁郎を演じる原田は、「"かげろう"と呼ばれるくらい存在感のない役」と苦笑しながらも、「こんなにマザコン役が面白いとは。人に見下されるのが楽しい」とニヤけ顔。また、昼ドラということもあり、金子は「撮影初日からいきなりの濡れ場で、昼ドラっぽい!」とエピソードを明かして笑いを誘っていた。

発表会後、報道陣の取材に応じた東風は、クランクインしてから約1ヶ月半が経ち、「大変です。私はすごく頑張る人なので疲れる。体力的にも、セリフ量もすごくて……」と吐露しつつ、「母として子どもを想う気持ちを大事にして演じたい。ドロドロだけじゃないので、色んな角度で楽しんでほしい」とアピール。また、「ミステリアスなところがピッタリ」と東風を称賛した姑・波津子役の丘は、「台本をもらうたびにワクワクする。最後は予想外の展開になるんじゃないかしら」と今後の展開に期待を寄せていた。