6社の参画により開発された「セルフ将棋」

「四次元ポケットPROJECT」はこのほど、ドラえもんの「ひみつ道具」を現実化するプロジェクトの第1弾として「セルフ将棋」を開発・発表した。

謎の機能「トイレットペーパー掛け」も再現

同プロジェクトは、富士ゼロックスのITソリューションを活用したコミュニケーション環境の構築支援を通して、複数の企業が連携し、ドラえもんの「ひみつ道具」作りに挑戦するというもの。「セルフ将棋」の開発には、TASKO(機構・デザイン制作)、エアーコード(プログラム開発・制御)、島田工作所(筐体制作)、堀越精機(精密機器制作)、中島清吉商店(将棋駒制作)、spfdesign inc(インターフェイスデザイン)の6社が参画した。

「セルフ将棋」機能解説

「セルフ将棋」は、ドラえもん最新ひみつ道具大事典(小学館)を出典とするひみつ道具。強さを調整できるコンピュータ付きで、一人で将棋を指せる。画像認証用の大きな目玉は、駒が多少ずれて置かれても、問題なく盤面を把握。「成駒」で駒をひっくり返す動きにも対応した、ジュラルミン素材のロボットアームが駒を打つ。原作を再現するため、謎の機能であるトイレットペーパー掛けも装備した。

なお、同プロジェクトでは第2弾のひみつ道具も開発中だという。詳細は「富士ゼロックス公式ページ内 四次元ポケットPROJECT」で確認できる。

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