ハリウッド俳優 レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーティン・スコセッシ監督らが29日、東京証券取引所で行われた映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の来日記者会見に登場した。

東京証券取引所で行われた映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の来日記者会見に登場した、左からジョナ・ヒル、レオナルド・ディカプリオ、マーティン・スコセッシ監督

同作は、L・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組んで製作された作品。実在する株式ブローカー ジョーダン・ベルフォートの回顧録「ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」をもとに映画化したもの。1980年代~90年代のニューヨーク、ウォール・ストリートを舞台に、ジョーダン・ベルフォートが、20代で証券会社を設立し億万長者に登り詰めるも、証券詐欺の違法行為で逮捕されるまでの栄光と挫折を描いた作品だ。

前日のジャパンプレミアでは、スマホのカメラを手に、会場のファンを撮影するほどハイテンションだったL・ディカプリオだが、今日は記者だけを前にした会見だけあって落ち着いた様子。「東京に来れて光栄です。この作品は私自身誇りに思っている作品で、(公開まで)7年間かかりました」と挨拶した。一方、初来日となったジョナ・ヒルは「才能溢れるふたりとともに来日できてとても嬉しいです。ふたりとも私のヒーローなんだ」と話した。また、L・ディカプリオから同作の監督を依頼されたM・スコセッシ監督は、引き受けた最大の要因を「レオのもっている、この作品に対するやる気と情熱が大きかった」とし、L・ディカプリオも「どうしても映画化したい作品があった。それが『アビエイター』とこの作品だよ」と思い入れの強い作品であると明かした。

撮影中もっとも印象に残ったシーンを聞かれたジョナ・ヒル。M・スコセッシ監督から「寿司のくだりを話しなよ」と助言されると、「レオとふたりでお寿司を食べるシーンで、レオが言うはずだった「君が最後のハマチを食べろ」というセリフを僕があえて先に言ったんだ。そのせいでレオがハマチを食べることになってしまい、何テイクも重ねた結果、レオは(ハマチを)食べ過ぎて体調を崩してしまったんだ(笑)」と話すとL・ディカプリオは「結局50枚はハマチを食べたよ」と複雑な表情を覗かせた。

ほか、株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの栄光と挫折が描かれた同作にちなみ、NY、ロンドンに並ぶ世界三大証券取引所のひとつであり、年間取引額600兆円を超える東京証券取引所で実施された同会見。会場を見渡したL・ディカプリオは「ここに来ることができて嬉しい。この作品に相応しい場所だよ」をコメント。アカデミー賞候補に同作が5部門において選ばれたことについては「本当に素晴らしいこと。アカデミーにこのような映画が認めれたということが嬉しいね。なぜならこれはハリウッドのスタジオからはなかなか出てこない、非常にリスキーなこともあった作品だから」と喜んだ。映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、1月31日より全国公開。