日産自動車は、米国・デトロイトで開催されている『2014年北米国際自動車ショー』(デトロイトモーターショー : 開催期間13日~26日)において、「スポーツセダンコンセプト」を世界初公開したと発表した。同車は、カリフォルニア州サンディエゴにある日産デザインアメリカでデザインされ、日本の厚木にある日産グローバルデザインセンターで開発されたコンセプトモデル。

「スポーツセダンコンセプト」

スポーツセダンコンセプトは、次世代デザインとスポーティなスタイルを強調したデザインスタディモデル。2013年に発表された「レゾナンス」「フレンド・ミー」とともに、斬新なVモーションのフロントエンド、フローティングルーフ、ブーメラン形状のヘッドランプとリアコンビネーションランプという、将来の日産のモデルに適用される特徴的なデザインを採用したコンセプトカーのトリオを構成する。その特徴は今後のセダンからクロスオーバーまで、同社の様々なボディタイプのクルマに採用していくという。

スポーツセダンコンセプトの駆動方式は前輪駆動で、300馬力を超える出力を発生する3.5リッターV6エンジンと、スポーツチューンされた日産独自のエクストロニックCVT(無段変速機)を搭載。また、パフォーマンスダンパーを備えたサスペンション・レイアウトが採用されている。

「スポーツセダンコンセプト」