シグマは1月7日、焦点距離50mmの大口径単焦点レンズ「SIGMA 50mm F1.4 DG HSM」を発表した。マウントはシグマ、キヤノン、ソニー、ニコン用を用意。価格は未定となっている。

「SIGMA 50mm F1.4 DG HSM」

シグマのレンズプロダクトラインで「Art」に属する大口径単焦点レンズ。これまでのレンズ開発で蓄積したノウハウと技術を駆使し、サジタルコマフレアや色収差など画質に影響する収差を徹底的に補正する。描写と解像度に優れた高い性能を提供。開放F値が1.4と明るく、ボケ味が柔らかくなるように配慮されている。

SLDガラスの採用で軸上色収差を補正。ディストーションの補正のために各レンズが対象なパワー配置を取るように設計も見直している。周辺光量を十分に確保し減光を抑え、フレアやゴースト対策にスーパーマルチレイヤーコートを採用。逆光時でもコントラストの高い描写が可能としている。

主な仕様は、レンズ構成が8群13枚で、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、焦点距離が50mm、最小絞りがF16。画角は46.8度、最短撮影距離は40cm、最大撮影倍率が1:5.6。フィルターサイズは77mm、本体サイズは最大径が約85.4mm、長さが99.9mm、重量は未定。