アマノは10月11日、従業者のメンタルヘルスの不調の予防および早期対応を支援する問診ソフトウェア「ヘルスケアシステム わかば」と、ストレス測定装置「Lifescore Quick」を10月11日より出荷開始すると発表した。

「ヘルスケアシステム わかば」は、問診票(調査票)として、厚生労働省でまとめられた「労働者の疲労蓄積度自己診断チェクリスト」と「職業性ストレス簡易調査票」に準拠した問診ソフトで、個人の疲労蓄積度と職業性ストレスを取得する。

「ヘルスケアシステム わかば」のメンタルヘルスのチェック

特徴として、社員によるセルフチェックの結果をデータベースに蓄積し、管理部門はデータを部署/職位/職種単位で集計・分析することや、実施結果を過去の記録と比較し、労働環境の変化を把握するのに役立てられるという。

一方のストレス測定装置「Lifescore Quick」は、指先の脈波を測定するセンサーを使い、約1分間で「ストレス/リラックス度」と「ココロの柔軟性」の2つの指標からココロのバランスをチェックすることができ、タブレット端末を使って操作する。

ストレス測定装置のLifescore Quick

価格は、「ヘルスケアシステム わかば」が基本システムライセンス150名までで30万円(税別)から、ストレス測定装置「Lifescore Quick」がLifescore Quickソフトウェア、タブレット端末、指センサの3つがセットで27万円(税別)となっている。