オリンパスイメージングは1月30日、マイクロフォーサーズ用の超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7II」を発表した。3月上旬より発売し、希望小売価格は66,150円。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7II」

「OLYMPUS OM-D E-M5」に装着したところ

2010年7月に発売された「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」をリニューアルしたモデル。レンズ表面にZERO(Zuiko Extra-low Reflection Optical)コーティングが施され、逆光などに強くなった。レンズの光学系はスーパーED(特殊抵分散)レンズを1枚、EDレンズを2枚使用し色収差を除去。また3枚のHR(高屈折率)レンズで本体の小型化も図っている。

外観はブラックで統一され、「OLYMPUS OM-D E-M5」や「OLYMPUS PEN」シリーズにマッチするデザイン。インナーフォーカス方式を採用し、高速かつ正確なピント合わせを行うMSC(Movie and Still Compatible)機構を搭載する。静粛性も高いため動画撮影にも向いているという。

主な仕様は、焦点距離が75~300mm(35mmフィルム換算で150~600mm相当)、最大口径比はF4.8(75mm)~F6.7(300mm)、最小口径比がF22。レンズ構成は13群18枚。画角は16度~4.1度。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)。最短撮影距離は焦点距離が75mm時で0.9m、それ以外の距離で1.5m、最大撮影倍率が0.18倍(35mm換算で0.36倍)、最大近接撮影範囲は97×73mm、フィルター径は58mm。本体サイズは、口径69×長さ116.5mm、重量は423g。