9年間の結婚生活に終止符を打ったラッセル・クロウ (C)BANG Media International

俳優のラッセル・クロウとその妻ダニエル・スペンサーが、破局したことが明らかとなった。

豪シドニー・モーニング・ヘラルド紙の報道によれば、8歳の息子チャールズと6歳のテニソンを持つラッセルとミュージシャンのダニエルは今回、結婚9年目にして友好的に別れたというものの、2人は一切のコメントを現時点で拒否している。今回の破局については、2人に近い友人たちも驚きを隠せない状況と伝えられている。

複数の関係者によれば、破局の原因は、ラッセルが家族をシドニーに残したままがアメリカで複数の企画を掛け持ちし、夫婦にすれ違いが生じたからだという。ラッセルは現在、聖書の物語を映画化した『ノア』の撮影中であり、ルーシー・リューと共演した『ザ・マン・ウィズ・ザ・アイアン・フィスツ』や『レ・ミゼラブル』が12月に公開。さらに、スーパーマンのリブート作『マン・オブ・スティール』の撮影も終わったばかりと多忙を極めている。来年初頭にも新作ファンタジー作品『ウィンターズ・テイル』でウィル・スミスと共演する契約を締結する予定で、今回の破局の辛さを仕事で紛らわすためではないか、とも言われている。

ラッセルとダニエルは22年前、映画『ザ・クロッシング』の共演で初めて知り合い、2003年4月にオーストラリアで結婚。さらに、今年初めにも豪版『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出演したばかりのダニエルは、結婚してからラッセルへの内助の功ぶりが賞賛を受けていただけでなく、ラッセル自身もダニエルとはお互いに「深い尊敬の念」と「理解」を持って夫婦関係を築いていると語っていた。「ダニエルと一緒になることはずっと考えていたから、ためらいはなかったよ。初めて出会った瞬間に(彼女との結婚が)頭をよぎったんだ」

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