カスペルスキーは11日、同社の総合セキュリティソフト「カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発売した。また、体験版のダウンロードも公開している。

「カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティ」

「カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティ」は、複数デバイスでの脅威からユーザーを守るコンセプトでWindows、Mac、Androidスマートフォンやタブレットに対応するセキュリティスイート製品で、台数制限のない3年プライベート版(価格10,290円)、1年プライベート版(価格6,279円)、3年3台版(価格10,290円)、1年3台版(価格6,279円)とラインナップをそろえている。プライベート版では、個人の使用するすべてのデバイスに利用でき、OSを問わずPCからタブレット、スマートフォンと増加するデバイスのセキュリティを一手に引き受ける。

2013年版では、オンラインバンクやネット決済など金銭的被害に直結しかねない部分でのセキュリティ保護が高められている。専用にセキュリティを高めたブラウザを用いて、他のプログラムやプロセスが転送データにアクセスするのを防ぐ「ネット決済保護」。ソフトウェアの挙動や、特徴のあるコードの実行など複合的に監視することで脆弱性を利用した攻撃に対応する「脆弱性攻撃ブロック」、独自のドライバを提供することでキーロガーなどによるデータ搾取からキーボードを守る機能なども搭載されている。