19日に死去したトニー・スコット監督には早速追悼メッセージを寄せたロン・ハワード監督。写真はジェイ・Z (C)BANG Media International

ラッパーのジェイ・Zが、9月に主催する音楽フェスティバル「バドワイザー・メイド・イン・アメリカ」が、ロン・ハワード監督によって最新ドキュメンタリー化されることが明らかとなった。

映画『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年作)などで知られる名匠ハワード監督が、9月1日、2日にフィラデルフィアで開催される同フェスとイベント後の様子を収めたドキュメンタリーを手がけるという。同フェスでは、ジェイ自身とエディ・ヴェダーがパフォーマンスを披露するほか、パール・ジャム、ドレイク、ランDMC、オッド・フューチャー、スクリレックス、サンティゴールド、ジャネル・モネイ、リタ・オラ、カルヴィン・ハリス、マイク・スノウ、パッション・ピット、ダーティー・プロジェクターズらも参加し、ディアンジェロがカムバック公演を行う予定だ。

また、同じくアーティストのドキュメンタリー映画『ケイティ・ペリー:パート・オブ・ミー 3D』を手がけたハワード監督の盟友ブライアン・グレイザーが、本作でもプロデュースを担当する予定。ブライアンは「このフェスティバルは、新しい世代に訴えかける業界屈指の20のアーティスト達が出演するんです。私はこの映画をジェイ本人とスティーヴ・スタウトと共にプロデュースを手がけ、ロンが監督を務めます。この作品はイベントのまとめ役であるジェイの視点から語られることになるでしょう。ジェイは長年音楽界のキングとして君臨してきました。彼がどうやってその影響力を維持してきたのかなんて私には想像もつきませんよ。ある意味彼はマイケル・ジョーダンのような天才なんです」と同作品への期待の述べた。

現在ハワード監督は、コメディーシリーズ『ブル~ス一家は大暴走!』で役者業に復帰すると報道されており、現在同番組のシーズン4がロサンゼルスで撮影中だ。

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