エアロスミスのニュー・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション』の日本発売日は8月29日。写真はスティーヴン・タイラー (C)BANG Media International

エアロスミスのフロントマン、スティーヴン・タイラーが、人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』の最新シーズンから審査員を降板することを発表した。

2010年より同番組に参加したスティーヴンは、エアロスミスのメンバーたちにそのことを先に告げなかったため、バンド内には長らく亀裂が入っていたが、今回同番組から降板することで、自身の"初恋であるエアロスミス"の活動に戻るようだ。

スティーヴンはその後バンド仲間とも和解し、日本では8月29日発売予定、同バンドにとって15枚目となるニュー・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション』を制作し、自身の音楽活動に専念したいとFOXが発表したプレスリリースで語っている。

「長く、慎重に考えた結果、本業がダメにならない前に、私の愛人である『アメリカン・アイドル』から離れる時がきたという結論に至った。私は自分の初恋であるエアロスミスからここ数年の間さまよっていたが、復帰することができた。みんなに土下座をするのではなく、その両拳を空に突き上げ、私のバンドと共に新たなドアを開けようとしている」

一方、スティーヴンが番組から離れるのを発表したその日に、同じく審査員を務めているジェニファー・ロペスも番組から降板することを『トゥデイ・ショー』で示唆している。「番組を離れる時だと思っているのよ。番組をとても楽しんできたわ。どちらにせよ、辛い選択よね。でも番組をやっていたおかげで棚上げにされていてできなかったことがたくさんあるのよ」

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