Battlefield 3

ここからは、実際のゲームタイトルを利用したテストの結果をお届けしたい。まずは近年定番の「Battlefield 3」だ。テスト方法だが、画質設定を「高」にした状態で、解像度変更による負荷調整をしながら、キャンペーン「ThunderRun」の約1分間のプレイ中の平均fpsを、「Fraps」で計測している。

GTX 680の勝てない、と言えばそれまでだが、2560×1440ドットで高画質設定の環境でも余裕の60fps超えという時点で、HDディスプレイを○枚並べて~といった極端なエンスージアスとでも無い限り、少なくとも一般的な環境で実際にゲームを遊ぶという用途では、Battlefield 3であってもGTX 670で十分ということになる。

Lost Planet 2

続いては「Lost Planet 2」。テスト方法は、4xxAAのみ設定し、テストBで解像度変更による負荷調整をしながら平均fpsを取得している。ここではもうGTX 680とGTX 670の差を見ることはできなくなっている。このテストにGTX 670はオーバースペックになってしまっているものと見られる。

Crysis 2

ゲームタイトルの最後は「Crysis 2」。ゲーム付属のベンチマークモードを利用し、3種類のプリセット(「Preformance(1280×1024ドット等)」→「Quality(1680×1050ドット等)」→「Xtreme(1920×1080ドット等)」)で負荷調整をしながら計測している。そもそも80~90fps程度の中での争いであり、実際のゲームプレイで差が認識できるのかという話とは少し違うわけだが、高負荷でやや落ちるかな、という傾向は見ることができる。