森永製菓は12日、「バレンタインとチョコレートに関する意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は、2011年12月17日~19日の期間にインターネット上で行われ、全国の20代~44代前半の男女500名から有効回答を得た。

まず、今年チョコレートを贈る数を女性に尋ねたところ、20.2%が昨年よりも「増えそう」と回答。それに対して、「減りそう」は12.7%、「かわらない」は67.1%だった。

「昨年と比較して今年チョコレートを贈る数」森永製菓調べ

今年、バレンタインにチョコレートを贈る数が増える理由を複数回答で尋ねると、「人付き合いを大切にしようと思ったから」54.8%、「ちょっとした好意でも伝えたい気持ちが増えたから」50.0%の2つが上位となった。

チョコレートを贈ろうと思っている相手を複数回答で聞いてみると、「家族」が49.4%となり、昨年と比べて約10%も増えていることが判明。それ以外では、「とても仲の良い友人」21.3%、「仲の良い友人」20.9%、「学校や仕事などで、親しくしているよく付き合いのある人」34.9%が多く、「本命」や「義理」でもない、普段付き合いのある相手に対して、チョコレートを贈る傾向があることが分かった。

バレンタインに贈るチョコレートとしては、「本命チョコ」「義理チョコ」のほか、近年は「友チョコ」「逆チョコ」など様々な種類が登場している。同社によると、今年はさらに「日ごろの感謝の気持ちや好意」を、SNSの「いいね!」ボタンをクリックするように気軽に伝える「いいね!チョコ」が増えていることが明らかになったという。